SamsungはExynos 2200へ大きな期待を寄せて、2022年に発表する多くの製品にExynos 2200を搭載する予定でしたが、様々な問題に直面して計画の変更を余儀なくされていると韓国の掲示板のMeecoから明らかになりました。
同掲示板によると、Samsung Foundaryが製造したExynos 2200はSamsung LSIが目標としていた動作周波数を達成しなかったため、MX事業部はExynos 2200版Galaxy Z Fold4を中止し、Snapdragon 8 Gen 1へ変更すると通達したようです。Samsung FoundaryはSnapdragon 8 Gen 1も製造していますが、こちらはQualcommが要求する動作周波数を達成しているようです。
Exynos 2200はGalaxy S22、Galaxy S22+、Galaxy S22 Ultraにも影響が出ている可能性があり、通常Exynos SoCを搭載する韓国市場向けはSnapdragon 8 Gen 1の搭載が確定しています。
Galaxy Fold、Galaxy Fold 5G、Galaxy Z Fold2 5G、Galaxy Z Fold3 5GはSnapdragon SoCを搭載していたので「最初から存在しなかったのではないか」との声がありますが、SamsungがExynos 2200に大きな期待をしていたのは事実なので、完全にないとは言えない状態です。