Counterpoint Research、半導体不足を考慮し2021年のスマートフォン出荷数予想を下方修正

Counterpoint Research、半導体不足を考慮し2021年のスマートフォン出荷数予想を下方修正

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2021年9月30日、香港に本社を置く調査会社Counterpoint Technology Market Researchは2021年のスマートフォンの総出荷台数の予想を下方修正しました。

 

同社は2021年のスマートフォンの総出荷台数の予想を14億4700万台から14億1400万台へ下方修正。当初はYtoYで9%の成長を見込んでいましたが、今回の修正によって6%の成長になりました。

 

今回の下方修正はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)によって引き起こされた半導体不足が考慮されています。同問題は「需要の急拡大」と「供給体制のひっ迫」の2つが原因とされています。

 

同社によると2021年Q2(4月-6月)時点でスマートフォンOEMやベンダーは要求した8割ほどしか供給されておらず、2021年Q3(7月-9月)では更に悪化し7割しか供給されていないと明らかに。この半導体不足は業界の9割が影響を受けているようです。

 

同社のリサーチディレクターTom Kang氏は「SamsungやOPPO、Xiaomiなどほぼ全ての企業は影響を受けていますが、Appleは最も回復力があり、影響をあまり受けていないようだ。」と述べ、半導体不足はAndroid採用陣営への影響が大きいことを明らかにしました。

 

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