Arm Cortex-X2、A710、A510の識別子が判明

Arm Cortex-X2、A710、A510の識別子が判明

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イギリス企業のArmが2021年5月に発表した新CPU IPのCortex-X2、Cortex-A710、Cortex-A510の識別子が明らかになりました。少しだけ専門的なものですが、識別子を理解すると「全く知識のないサイトが行う考察」に騙されにくくなります。

 

“識別子”はCPUごとに異なった数値が定められており、具体的な例と数値を出すとCortex-X1が0xd44(3396)、Cortex-A78が0xd41(3393)となっています。この識別子はGeekbenchで開発者コードを利用すると確認でき、3396と記載されていればCortex-X1を、3393と記載されていればCortex-A78を採用していると判明します。

 

本サイトでは、この識別子を用いてTensorにCortex-X1が採用されていることや、Exynos 1200がCortex-A78を採用していること、ums9620がCortex-A76を採用していることを特定しています。この方法が確実かつ最善な方法のため、今後も識別子を用いて特定を行っていきます。

 

そして最新CPU IPの識別子はCortex-X2が0xd48(3400)、Cortex-A710が0xd47(3399)、Cortex-A510が0xd46(3398)となっています。それを踏まえて先日姿を表したExynos 2200Snapdragon 898 5Gの識別子を確認すると3900と記載されているので、Cortex-X2を採用していると確定しました。

 

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