vivoはvivo X70シリーズの発表会でvivo X70、vivo X70 Pro、vivo X70 Pro+を発表し、前者のvivo X70が搭載するDimensity 1200-vivo(MT6893_C)を発表しました。
Dimensity 1200-vivoはMediaTekが提供する「Dimensity 5G Open Resource Architecture」に基づいて開発されており、OnePlus Nord2 5Gが搭載するDimensity 1200-AIと同じようなものです。
主な更新点は撮影時のAI処理速度で、通常のDimensity 1200と比較して性能は40%向上し効率は10%軽減しているようです。OnePlusのDimensity 1200-AIは全体的にAI性能を向上させていますが、vivoのDimensity 1200-vivoはカメラ利用時に限定している(可能性がある)ため、通常利用ではDimensity 1200との差はあまりないでしょう。
CPUやGPUは通常のDimensity 1200と同じで、CPUは1xA78 3.0GHz+3xA78 2.6GHz+4xA55 2.0GHz、GPUはMali-G77 MC9 886MHzです。ソフトウェアによる動作調整はあると思いますが、Dimensity 1200-vivoが目立って優れることはないでしょう。
今回発表されたvivo X70シリーズ製品は、vivo X70がDimensity 1200-vivo、vivo X70tがExynos 1080、vivo X70 ProがExynos 1080、vivo X70t ProがDimensity 1200-vivo、vivo X70 Pro+がSnapdragon 888 Plus 5Gを搭載します。
価格はvivo X70が3699元(約63,000円)から、vivo X70 Proが4299元(約73,500円)から、vivo X70 Pro+が5499元(約94,000円)からに設定されています。