私の知らない所でMEIZUがFlyme OSにHUAWEIのHMS Coreを採用し、最終的にはHarmonyOS(鴻蒙OS)を採用するという情報が流れていますが、その情報がようやくMEIZU社員の耳に入り、その社員は採用に否定的な見方をしていることがわかりました。
今回否定的な見方をしたのは著名社員の@布魯卡氏で、同氏は「HarmonyOSはMEIZUが優先され、その後OPPOが採用する」と記載されたBaidu Tieba(百度貼吧)を見て「何度も言っていますが、あえてHarmonyOSを採用した場合、Googleは後継Android OSのソースコードの配布を断ち切ってしまいます(OSの二者択一になる)。不安要素が多い中で、あえて挑戦する人(企業)はいると思いますか?」と微博で発言。
確かにHarmonyOSの採用はAndroid OSとの決別を意味していて、MEIZUがもしHarmonyOSを採用するのであれば、長年培ってきたGoogleのAndroid OSや長年開発を進めてきたAndroid OSベースのFlyme OSを捨てることになるので、新規参入の日が浅いHarmonyOSの採用は無謀です。そのため、MEIZUが今後も順調に企業運営を続けていくにはHarmonyOSではなくAndroid OSの利用が得策で、今回の社員の反応は当然と言えます。