UNISOCが“ums9620”を開発していることがGeekbenchから明らかになりました。
ums9620はComputeテストで発見され、CPUはCortex-A76+Cortex-A55のオクタコア構成、GPUはMali-G57を採用しています。周波数は不明で、CPUは計測時に最大1223MHzを記録していますが、現在のSoC市場においてここまで低いものはないので試作製品ゆえの低周波数だと考えています。
UNISOCはTSMC 6nm EUV製造プロセスを採用したUNISOC T7520を発表しており、主なスペックとしてCPUは4xA76+4xA55のオクタコア構成、GPUはMali-G57 MP4を採用しているため、今回明らかになったums9620と酷似しています。そのため、ums9620はUNISOC T7520の開発コードと考えるのが現状では最善でしょう。