Meizu m1 metalを購入して1ヶ月が経ったので詳細なレビューをしたいと思います。
背面は日本の技術を使用した塗装で綺麗な発色
白ってどれも同じじゃないの?って思われるでしょうが、このMeizu m1 metalはひと味違います。メタルボディのスマートフォン独特の重厚感を維持したまま綺麗な白色を表現しております。プラスチックの白とは違う重厚感のある白色が所有欲を満たしてくれます。スマートフォンにカバーを被せる派の私ですが、あまりの高級感・重厚感からかカバーを付けずに使用しております。
ただ、メタルボディ故に寒さには非常に弱く今使用すると手の熱が全て奪われてしまうという欠点があります。裸で冬での使用はちょっと向いていないかもしれないですね。
熱の発散は非常にうまく、Xperia Z4で感じたような火傷しそうなほどの熱は感じず、ほんのり温かくなる程度でゲームをしていても安心です。夏を迎えた際にはどうなるかわかりませんが、この排熱の上手さだと3Dゲームを3時間とか無茶な使用をしなければ全然大丈夫ですね。
SDカードに対応し、大容量ファイルを持ち歩ける
Meizu m1 metalは128GBまでのSDカードに対応しているので、大容量ファイルを入れても問題ありません。
音楽を聞くのもよし、動画を見るのもよし、何でもそつなくこなすことが出来ます。
メシウマカメラではないものの上手な色表現
Meizu Pro 5はメシウマカメラでしたが、Meizu m1 metalはイマイチ上手に表現することが出来ておりません。1300万画素と低価格帯にありがちな画素数であるものの、対物であると色を正直に表現しております。
背景のボケを上手に表現するので、1300万画素で撮ったようには見えないような画像に仕上がります。カメラにも良し悪しがあるので、フィギュアなどの対物の撮影の練習にはピッタリなスマートフォンです。
1300万画素と限られた画素数ですが上手に使用できていると思います。
指紋認証機能は一切問題なし。一発で反応!
あまり期待はしていなかった指紋認証機能ですが、バッチリ反応します。
アップデートにより良くなったMeizu MX4 Proよりもしっかりと反応し、画面をつけてはホームボタンに指を乗せロック解除をし、再度スリープにして画面をつけてホームボタンに指を乗せロック解除という操作を無意識にしてしまいます。それぐらい気持ちいいぐらいしっかりと反応します。
23000円とは思えないスペックの高さ。ゲームも問題なく動く!
MediaTeK製のSoCを使用しているので極限まで値段を抑えることに成功しております。MediaTeK製のSoCといえばQualcomm製のSnapdragonと比較すると、ゲームに向いていない・少しでも激しい動きをさせると途端にガクガクになるなど聞きますが、Meizu m1 metalに搭載されているHelio X10(MT6795M)では一切問題ありません。
今や音ゲー界の頂点に立っていると言っても過言ではないデレステ(初期設定では3D軽量)をやってみましたが、タップ漏れがなく快適に遊ぶことが出来ました。しかし、タップ音を鳴らすとタップ音が遅れて鳴ってしまうのである程度は致し方無いかなとおもいます。ただ、タップ音をなくせば完璧に動作するのでMediaTek製のSoCとしては十分なパフォーマンスをしていると思います。
ベンチマーク
- Antutu Benchmark v6.0
- GeekBench3
MediaTek製特有の3Dスコアが異常に低いことを除けば他のスコアでは価格以上のスコアを出しているのではないでしょうか。ただ、この3Dスコアも完全には当てにならず、デレステ・バトルガールは快適にゲームすることが出来たので、問題無いでしょう。
コスト以上の動き、作り込みの見えるスマートフォン
23,000円のスマートフォンを買おうと思うと、ほぼ素のAndroid OSだったりアプリはGappsを詰め込んだだけで独自機能は何も入っていないという物が目立ちますが、Meizu m1 metalは違いました。
ラウンドエッジ2.5Dという研磨加工を施した前面、指紋認証機能を搭載したmTouch2.1のホームボタン、5.5インチFullHDのLPTS技術を使用したTFT液晶で綺麗な発色、OSは自前のFlyme OSをAlibabaのYunOSと提携したFlyme powered by YunOSを使用し、サポート面では週1のアップデートが確約されておりますので、23,000円のスマートフォンとは思えない出来となっております。
MVNOとの相性はバッチリですので安心して使用できます。
今現在Meizu m1 metalの購入報告は非常に少ないので、人とは違う低価格な高性能のスマートフォンがほしい方におすすめです。