Snapdragon 865 5Gを搭載したMeizu 17とMeizu 17 ProのClosed Beta User向けにFlyme based on Android 11がOTAにて配信されたので、簡単に変更点を探してみました。今回記載する変更点はReaMEIZU管理人個人が気づいた点となりますので、この他にも異なった点はいくつも存在することはご留意ください。
英語にしても中国語表記が長らく残っていたBattery percentageの部分が完全に英語になりました。この中には2項目しか無いのでどちらかを選べばどの様な効果が発生するのかわかるため大きな問題ではありませんでしたが、英語表記になったことで英語話者や現在は小学生からですが多くの人は中学生から英語を学習しているので、より効果がわかりやすくなりました。
何かを選択する際のウィンドウのUIが変わりました。Android 11アップデートによって下部に移動したため、片手操作に寄り添ったものとなっています。
GPU DriverがV444からV502へ更新。Android 11ではV495が初期採用されていますが、更に新しいV502が採用されています。これはAndroid 11ベースのOne UI 3.0を搭載したGalaxy S20シリーズやGalaxy Note20シリーズと同じバージョンです。また、何が更新されているのかわかりませんがExtensionsが98から99へ更新されています。そして、Device Info HWアプリを使用して様々な情報を確認していますが、何故かCache L3 4 MiBが表示されなくなりました。
外部アプリを開く時のUIが変更。常にアプリAで開き続けるか、一時的にアプリBで開くかわかりやすくなりました。以前はUse this option as defaultにチェックマークを入れることで常にアプリAで開くことが選択できましたが、新UIではアプリAを選択しAlwaysをタップすることで常にアプリAで開くことが出来るようになり、これはAOSPの挙動に近いものとなっています。
Settings内のPortable hotspotがNetwork Shareに、Theme and wallpaperがSystem appearanceに名称変更。項目内に変更はありません。
アプリを長押しすることでホーム画面から直接アンインストールすることが可能になりました。以前はアプリを長押しし、指定の場所へドラッグすることでアンインストールしていましたので、簡略化されたかたちとなっています。
ニアバイシェア(Nearby Share)が追加。ニアバイシェアはAndroid版AirDropで、異なる企業のAndroid OS搭載製品間で写真や動画、リンク、テキストを共有できるようになります。
ホーム画面にて特定のアプリのフォルダを作成、当該画面におけるアプリ及びファイルの一括移動が可能になりました。現在は中国語表記となっていますので、バグ報告をして修正を待ちたいと思います。