Lenovoの完全子会社Motorolaの日本法人モトローラ・モビリティ・ジャパンは日本市場向けの新製品としてmoto g9 playとmoto g PROを発表しました。
moto g9 playとmoto g PROは近い性能を持つQualcomm Snapdragon 662とSnapdragon 665を搭載しており、この両SoCはCPUやGPUに違いはないものの、AI機能はSnapdragon 665が優位、IPS(対応するカメラ)はSnapdragon 662が優位、通信速度はSnapdragon 665が優位、BluetoothとWi-FiはSnapdragon 662が優位となっていますが、この両機種における通信速度とWi-FiとBluetoothは共通となっているため、SoC面での考察は必要ないように感じます(関連リンク)。
moto g9 playの主なスペックはAndroid 10、Snapdragon 662、RAM 4GB+内蔵ストレージ 64GBで外部ストレージ対応、リアカメラは4800万画素(メイン)+200万画素(マクロ)+200万画素(深度)のトリプルカメラ、フロントカメラは800万画素、ディスプレイは6.5インチHD+のIPS液晶、バッテリー容量は5000mAhで急速充電は15W対応となっています。moto G PROの主なスペックはAndroid OneのAndroid 10、Snapdragon 665、RAM 4GB+内蔵ストレージ 128GBで外部ストレージ対応、リアカメラは4800万画素(メイン)+200万画素(マクロ)+1600万画素(超広角/117°)のトリプルカメラ、フロントカメラは1600万画素、ディスプレイは6.4インチFHD+のIPS液晶、バッテリー容量は4000mAhで急速充電は15W対応となっています。
moto g PROはAndroid Oneプログラムに参加していますので2世代のOSアップグレード(Android 12まで)と2年間のセキュリティーアップデートを保証し、大きな特徴としてスタイラスペンが同梱されておりメモなどを取る際に重宝します。
価格はmoto g9 playが24,800円(税込)、moto g PROが25,800円(税込)に設定され、販売開始日は2020年10月30日となっています。通信においてはmoto g9 playとmoto g PRO共にSIMロックフリーなので楽天モバイルを除く日本国内の通信キャリアで利用が可能ですが、moto g9 playのみ発売日はKDDIネットワーク(au)に非対応で後日対応を行うアップデートを配信するとしています。