Qualcomm Snapdragon 710を搭載したMeizu X8のBootloader Unlockを可能にするツールを中国の開発者がリリースしました。
このツールの作成者は、以前Snapdragon 632を搭載したMeizu Note8のBootloader Unlockを可能にしたツールをリリースした方と同じ人で、アンロックの方法もほぼ同じです。
注意
Bootloader Unlockは非公式の方法で行うため、様々な弊害を持っている可能性があります。ここに書かれている通りに行って、Meizu X8が起動しない置物になった場合“ReaMEIZUは責任を取らない”ので、自己責任でお願いします。
今回ツールをリリースした開発者は中国人なのでテストした端末も中国市場向けで、国際市場向けに販売されているMeizu X8にも適用できるか不明です。そして、今回の方法はMeizu Note8とほぼ同じであるため省略して書いています。詳しい内容はこちらの記事に書いてあるので、同時に読みながら理解することが大切です。
必要なもの
- Windows PC
- Meizu X8
- Bootloader Unlock Tool(Source/Mirror)
- 自己責任の心
作業
- Unlock Toolをダウンロード(baidu-pass:vfyo/zip-pass:sqdxiaodong)
- QPSTをインストール
- Meizu X8をQualcomm HS-USB QDLoader 9008にする
- QFILからファイルをフラッシュ
- Fastbootモードでバッチファイル(1)を実行
- TWRPを導入する場合はバッチファイル(2)を実行
Meizu X8をQualcomm HS-USB QDLoader 9008にするには両方の音量ボタン+電源ボタンを押します。すると閃光のように画面が付き、その後画面が真っ暗になると思いますが、これでQualcomm 9008モードへの移行に成功しています。この状態でPCへ接続してください。
他のMeizuスマートフォン(Qualcomm Snapdragon搭載機)でも出来るので、将来的にMeizu X8のBootloaderアンロックを行う場合は練習してみてもいいかもしれません。間違ってQualcomm 9008モードへ移行してしまった場合や練習したときの復帰方法は電源ボタンを長押し(約10秒)です。
QFILを使用して“Bootloader解锁线刷包”をフラッシュ。
フラッシュが完了したら電源ボタンとボリュームダウンボタンを長押ししてFastboot Modeへ移行。
バッチファイル“解BL锁.bat”を実行し、Bootloader Unlockの可否を選択する画面が出るのでボリュームボタンで選択、電源ボタンで確定をします。(データが全て削除されるので注意)
TWRPを導入する場合は再度Fastboot Modeへ移行し、バッチファイル“重启到第三方REC.bat”を実行します。(必要なければいらないステップ)
これでBootloader UnlockとTWRPの導入はこれで終わりです。