iPhone XSのAnTuTuベンチマーク結果が公開。Snapdragon 845を引き離してスコアは36万点超え

iPhone XSのAnTuTuベンチマーク結果が公開。Snapdragon 845を引き離してスコアは36万点超え

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先日発表された新型iPhone 3機種のうちのひとつ、iPhone XSのAnTuTuベンチマーク測定結果をAnTuTuが公開しました。

iPhone XSはiPhone Xの実質的な後継機で、主なスペックはApple A12 Bionic、RAM 4GBとなっています。

 

AnTuTuによると総合スコアは363,525点でQualcomm Snapdragon 845搭載機でも超えることのなかった30万点を大きく超えて36万点にまで登りました。細かいスコアはCPU性能が133,561点、GPUが150,931点、UX性能が66,474点、MEM性能が12,559点となっています。

36万点を超えたという時点でとんでもない性能を発揮していますが、他のSoCと比較をしてみたいと思います。あくまでも数値による比較となっていますので、実使用感は考慮していないことをご容赦ください。

 

Apple A12 Bionic、A11 Bionic、Snapdragon 845、SAMSUNG Exynos 9 Series 9810、HiSilicon Kirin 970を同時に比較してみました。MEM性能(RAM)ではKirin 970が上回る成績になりましたが、他の項目ではA12 Bionicが圧倒的となっています。特に差が出ているのはCPU性能で、Snapdragon 845よりも4万点以上高く、Kirin 970よりも6万点近く高いです。Geekbenchで圧倒的な性能を見せたGPU性能は15万点という結果で、Snapdragon 845よりも2万点高く、A11 Bionicからはほぼ倍の性能になっています。UX性能は5万点程度で普段遣いで文句の出ない動作が可能な数値になっていますが、それを大きく上回る66,000点です。

 

Apple A11 Bionicと比較してA12 Bionicの性能(スコア)は、CPU性能が+41,973点、GPU性能が+66,212点、UX性能が+17,874点、MEM性能が+2,456点となっています。AppleはCPU性能は15%、GPU性能は50%の性能向上に成功したと発表していましたが、AnTuTuベンチマークの測定結果ではそれ以上の性能向上が出来ています。

後は残す所はHiSilicon Kirin 980のベンチマークスコアです。このスコアによって2018年のSoC界隈における頂点が決まります。

 

 

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