Qualcomm Snapdragon 845搭載し、先進テクノロジーとなる画面内指紋認証(In-Display Fingerprint)機能を採用して低価格ということで注目を集めたMeizu 16thとMeizu 16th PlusはMEIZUの予想を遥かに超える注文数のため、発送遅延や注文の一時停止などの措置が取られました。
今回、発送遅延が起きていることを購入者宛てに公式が謝罪しました。発送遅延が起きていることも異例ですが、その事態について企業が謝罪するのも異例です。
MEIZUによると発送遅延が起きているのはMeizu 16thの6GB+64GBモデルのブラックとホワイトで1週間の遅延、Meizu 16thの6GB+128GBモデルのホワイトが2-3週間の遅延、Meizu 16th Plusの6GB+128GBのホワイトが2-4週間の遅延、Meizu 16th Plusの8GB+128GBのホワイトが1-4週間の遅延が発生しているようです。
MEIZUは発送遅延の理由としてMeizu 16thやMeizu 16th Plusの人気を誤った推定をしたために重要なパーツの在庫の偏差を引き起こしたことと、Meizu 16thとMeizu 16th Plusの供給を他の販売チャネル(京東やMEIZUのオフラインショップ等)と同じにするための2つを挙げています。
MEIZUは払い戻しサービスを開始し、2営業日以内の払い戻しを保証するために顧客サービスを手配したことを発表しました。
Meizu 16thとMeizu 16th Plusを発表するまでのMEIZUの製品はお世辞にもいい出来とは言えませんでしたので、今回の会心の出来とも言える両機種の人気を予測できなかったのは非常に悲しい出来事です。1流メーカーのHUAWEIやXiaomi、OPPOでは払い戻しサービスや発送遅延、予約の一時停止など聞いたことありません。
ただ、Meizu 16thとMeizu 16th Plusがいい製品であるという事実はどんなに発送遅延が起きても揺らぐことはない事実ですので、何としてでも発送遅延を1日でも早く解消することを祈っています。