未発表型番のM872QとM813Qが中国のTENAA(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過しました。認証通過日は2018年8月29日。
M872QはQualcomm Snapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th Plusの廉価モデルとして開発されているMeizu 16Xで、 Snapdragon 710を搭載することがCEOの 黄章(Jack Wong) 氏によって明らかにされています。TENAAの公開した画像は上位モデルとなるMeizu 16th/16th Plusと全く同じデザインになっていて、画面内指紋認証(In-Display Fingerprint)機能や、縦に配置されたデュアルカメラの存在を確認することが出来ます。
M872Qと同時に認証を通過したM813QはEEC(欧州経済共同体)でM813HがMeizu M8として認証を通過していますので、中国では魅藍8としてロシア市場や国際市場ではMeizu M8として発表・販売されるでしょう。こちらのデザインはMeizu M6 NoteとMeizu 6T(Meizu M6T)を融合させたものになり、LEDフラッシュがカメラの上に配置され、背面に指紋認証センサーが存在しています。
Meizu M8には更に下位モデルとなるM816HがMeizu M8 LiteとしてEECの認証を通過し、TENAAでもM816Qが認証を通過しています。こちらに搭載されるSoCは1.4GHzのクアッドコア構成となっており、これに該当するのはMediaTek MT6737TとSnapdragon 212の2つです。現実的に考えるとMT6737Tを搭載する可能性が高く、上位モデルとなるMeizu M8にはMT6750が搭載されるでしょう。
Meizu M8 Liteは中国国外ではAndroid Oreo(Go edition)を採用する可能性が高く、MEIZUとして初めてAndroid Go対応機種になる見込みです。