スマートフォンのデザインには流行り廃りがあり、2016年のスマートフォンは前面に楕円形のホームボタンを搭載した機種が多数リリースされたことから、前面だけでは何処のメーカーのスマートフォンかわからないと話題になったことが有ります。
ちなみに2014年は前面下部にタッチセンサーでメニュー、ホーム、バックの並びのデザインが流行り、2015年には上部のカメラ、受話口、近接センサーの並びのベイマックスデザインが流行りました。
2017年はデュアルカメラを搭載したスマートフォンが多くリリースされ、更にそのカメラの位置が決まって左上にあることからロゴを隠すと何処のスマートフォンかわからないと話題になっています。
発端は6月21日に発表されたOnePlus 5のデザインが公開された後、「下の8つのスマートフォンの内どれがOnePlus 5でしょう」という画像認証でよく見る形式を利用した画像が制作されたことです。
スマートフォンが好きな方であればデザインが異なっていると見られますが、あくまでも道具としてしか使っていない人が見るとすべて同じデザインに見えるでしょう。
ちなみに画像は左上からXiaomi Mi 6、iPhone 7 Plus、不明、不明、OnePlus 5、nubia Z17、OPPO R11、Huawei P10でしょう。
右上の2機種がわからないので、もしわかる方がいれば@reameizuに教えてくださると助かります。
デュアルカメラの元祖と言えばHTCのHTC Evo 3Dを思い浮かべる人が多いと思います。
こちらのデザインは背面中央に縦2つの今の流行りとは全く違うデザインで、この縦2つのデザインを2016年のスマートフォンのHUAWEI Mate 9が採用しています。
そのデュアルカメラの元祖HTCは最新の機種HTC U11ではシングルカメラとなっており、元祖がやらなくなったものをこぞって後から出てきたメーカーが取り合いをしているように見えます。
さらに、意外にもSAMSUNGがデュアルカメラのスマートフォンをリリースしておらず、まだ成熟していないと考えているのでしょうか、それとも搭載する気がないのでしょうか。
山寨スマホでも当たり前となったデュアルカメラの機能については、こんなにもたくさん発表されるともう利点は伝わっていると思うのでどこまでチューニングが出来ているのかが勝負の分かれ目となりそうですね。
2017年のデュアルカメラ戦争、最終的に何処がトップを飾るでしょうか。
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