MEIZUがスマホのSoCをMediaTekに一本化を示唆。SAMSUNGが急遽MEIZU本社へ人員を派遣

MeizuがスマートフォンのSoCをMediaTekに一本化を示唆していることを韓国のメディア「ChosunBiz」が伝えています。

今のところ、MeizuやSAMSUNGによる公式な発表はありません。

 

Meizuは2007年のMeizu M8からSAMSUNG製のSoCを採用しているが、2014年のMeizu MX4からラインナップの方針転換によりMediaTek製のSoCを使用し始め、2015年ではMシリーズにはMediaTek、MXシリーズにはMediaTek、PROシリーズにはSAMSUNGという使い分けを行っていました。

しかし、2016年からMeizu PRO 6 / 6sとPROシリーズのスマートフォンにもMediaTek製のSoC「Helio X25」を採用し始め、今後Exynosモデルが存在しないのではないかと危ぶまれていましたが、最終的にはMeizu PRO 6 PlusにExynos 8890を採用することが出来たのですが、2017年2月現在SAMSUNGによるSoCの供給量の不足、価格面からか限定数販売という事態に陥っており、思うように販売が行えていない現状が有ります。

そのようなことから次期SoC「SAMSUNG Exynos 9(Exynos 8895)」の供給時期や供給量の不安や不満によってMediaTekに一本化を示唆しているとされ、SAMSUNGは緊急で30人余りの人員を派遣し、Meizuとの交渉を開始しているようです。

 

Meizuは次期フラッグシップモデル「Meizu PRO 7」を開発中で、このスマートフォンにExynos 8895を搭載する予定でしたが、SAMSUNGの供給時期、供給量、価格がMeizuの期待する水準に達していないのではないかと言われています。

このMeizu PRO 7は高価格高スペックで売り出し、現在この市場でトップに立っている競合他社のHuaweiと徹底抗戦をするつもりですので、より早く性能の高いSoCが必要と見られています。

 

更に、ExynosチップはSAMSUNGが採用し数カ月後にようやく搭載が認められている状況にあるようで、その状態がMeizuにとって、ひとつの不満点のようです。

方針転換が行われる前のMeizu MX3というスマートフォンでは8月に発表、9月に販売開始というのが可能でしたが、方針転換後は10月や11月に発表と、1年の最終月までExynosチップを搭載したモデルを販売できなくなっている状況にあるため、年度の初めから高価格高スペックのスマートフォンをリリースするためにMediaTek製SoCを利用していると見られています。

 

Meizu本社に派遣されたSAMSUNGの人員は、Meizuが提示するExynosチップの供給価格の水準を低くするなどの破格的条件の事態解決に総力を傾けているようです。

また、派遣された30人のうち20人はMeizu本社に残り、技術支援するなどMeizuから切られてしまわないように努力しています。

 

 

Meizuは中国のスマートフォン市場において6%のシェアを有していますので、SAMSUNGとしてもこの市場を逃すことは不利益を被ると考えているのでしょう。

しかし、MeizuはMediaTekに一本化を本格的に開始してしまうと、2016年につけられた蔑称「魅族聯發有限公司」が事実になってしまう恐れがあり、とても得策とはいえません。

MeizuのPROシリーズは一定の売上があるため、「この市場を逃すとまずいよ」とSAMSUNGにふっかけを行ったのではないかとReaMEIZUは考えています。

 

 

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