mblu(魅藍)を展開するLanchenが最初の携帯電話としてmblu 10(魅藍 10)を発表したのも束の間、3C(中国強制認証)によって新製品の開発が明らかになりましたが、今度はMIITでもうひとつの機種の存在が判明し新製品として2機種開発していることがわかりました。
認証を通過した2機種はM2111とM2112で、mblu 10がM2110の型番を有しています。M2112が先に3Cの認証を通過しているので、M2110とM2112の間に位置するM2111の存在は確実視していましたが、今回の情報によって開発が真実となりました。
3CやTENAAの認証を通過するといくつかの仕様が判明しますが、今回は2機種が4G対応製品として開発されているのみがわかりました。mbluは青年良品(Quality for Young)を掲げていますが、今回認証を通過した2機種がmblu 10と同じく4G対応製品のため、老年良品(Quality for Old)と揶揄する人もいます。
mbluの5G対応製品が期待されますが、M2111とM2112の存在を見るとまだまだ開発する余裕はないと考えています。5G対応製品は4G対応製品よりも開発難度が高く設備投資も必要なので、“新規参入”とも言えるLanchenが開発するには様々な点で厳しいのでしょう。