オウガ・ジャパンは新しいOPPO Reno AとしてOPPO Reno9 Aを発表する予定ですが、搭載するSoCが判明したので共有します。ただ、この情報は誰も嬉しくないかもしれません。
技適を通過したCPH2523はOPPO Reno9 Aと予想されていますが、詳しく調べてみると確かにこの型番はOPPO Reno9 Aであることが判明しました。つまり、オープンマーケット版ではこの型番でOPPO Reno9 Aが販売されることになります。
そして、搭載しているOSはAndroid 13ベースのColorOS 13.1で、従来製品のOPPO Reno7 Aは現在Android 13ベースのColorOS 13を搭載しているので、発表された直後ではOPPO Reno9 Aの方がやや優れたOSを搭載します。
その後のアップデートで同じ機能が使えるようになる可能性もありますが、OPPO Reno7 AがAndroid 13ベースのColorOS 13を配信したのは2023年5月と最近なので、OPPO Reno9 Aに追いつかないようにアップデートの配信を調整する可能性があります。
そして、多くの人が気になる搭載するSoCはSM6375と記載されており、これはQualcommが開発したSnapdragon 695 5Gを意味します。2022年のミドルレンジ製品の多くが搭載したことで食傷気味の人もいるかも知れませんが、OPPO Reno9 Aは2023年になってもSnapdragon 695 5Gを搭載します。
実は、OPPO Reno7 AもSnapdragon 695 5Gを搭載しているので、SoCの部分の変更はまったくありません。そのため、単純な性能の部分に限っては同じのため、OPPO Reno9 Aはカメラやディスプレイなどの他の部分で強化され、OPPO Reno7 Aとの差別化は「体験」になってくるでしょう。
さらに、同ファイルにはA301OPの記述が存在し、CPH2523 = OPPO Reno9 A =A301OPということが判明しました。そのため、オープンマーケット版とSoftBankもしくはY!mobileで販売されるOPPO Reno9 Aの基本的なスペックに違いは発生しないでしょう。
今回の情報を整理すると、新しいOPPO Reno AはOPPO Reno9 Aで、搭載するSoCは従来製品のOPPO Reno7 Aと同じSnapdragon 695 5Gとなります。そして、オープンマーケットとキャリア向けが存在し基本的なスペックに違いは発生しない可能性が高い、となります。
OPPO Reno7 Aは昨年の今頃の2022年6月16日に発表され、オープンマーケット市場での価格は44,800円に設定されました。記事執筆時でも公式サイトでは同じ価格で販売されているので、OPPO Reno9 Aが発表されると価格を調整されたり、もしくはOPPO Reno9 Aがその価格よりも高い設定で販売される可能性があります。