SHARPがAQUOS R8sシリーズを準備中、東南アジア向けにライカを去勢したモデルか

SHARPがAQUOS R8sシリーズを準備中、東南アジア向けにライカを去勢したモデルか

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SHARPが新製品としてAQUOS R8s proとAQUOS R8を準備していることがGoogle Play 対応デバイスに追加されたことで判明しました。

 

Google Play 対応デバイスに記載された情報によると、マーケティング名はAQUOS R8s proとAQUOS R8sで、型番はSH-R80PとSH-R80とされています。

 

それにともなってAQUOS R8sシリーズの開発名も公開され、前者がKamille (カミーユ・ビダン)、後者がFaYuiry (ファ・ユイリィ)と判明しました。この名称は機動戦士Ζガンダムに出てくるキャラクターで、両者ともにエゥーゴに所属しています。

 

SHARPはすでに日本市場でAQUOS R8 proとAQUOS R8を展開しているため、何かが進化したモデルではないかと考えたのですが、少し前となる2023年7月に日本市場向けのAQUOS R7からライカを去勢したAQUOS R7sを東南アジアのインドネシア市場に展開していることがわかりました。

 

それを考えるとAQUOS R8sシリーズはAQUOS R8シリーズから進化したモデルではなく、大きな特徴とも言えるライカ監修のカメラがなくなった特別なモデルの可能性が高いです。しかし、気になる点としては昨年のAQUOS R7をマイナス方向に改良したAQUOS R7sをつい最近展開したばかりなので、もう新しいモデルを展開するのかという点です。

 

ちなみに、AQUOS R8s proことSH-R80PがGeekbenchに登場しており、通常のAQUOS R8 proと同じ最大3.19GHz版のSnapdragon 8 Gen 2を搭載していると確認できました。OSはAndroid 13、RAM容量は12GBと基本的なスペックがAQUOS R8 proと同じなので、やはりAQUOS R8s proは東南アジア向けに投入するAQUOS R8 proと言えそうです。

 

今のところSHARPによる公式の発表がないので憶測となりますが、今回判明したAQUOS R8sシリーズは日本市場向けではなく、東南アジア向けの製品となるでしょう。その場合、AQUOS R8シリーズの大きな特徴とも言えるライカ監修のカメラではなく、「普通のカメラ」となる可能性が高いです。

 

 

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