サムスン電子のシステムLSI事業部、Exynos 2400のCortex-X4は3.1GHzを推奨

サムスン電子のシステムLSI事業部、Exynos 2400のCortex-X4は3.1GHzを推奨

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2024年に販売予定のGalaxy S24シリーズが搭載する予定のExynos 2400に関する情報が流れてきました。Galaxy S24シリーズは文字通りGalaxy S23シリーズの後継製品で、さまざまな国と地域で販売される予定です。

 

Exynos 2400は量産が中止されたExynos 2300の後継SoCで、Galaxy S24シリーズの価格を安定させるために製造を予定しているとされています。今年の製品のGalaxy S23シリーズはすべての国と地域でQualcommのSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを採用しましたが、SoCの価格が非常に高価になったことでいくつかの仕様を落とすことになったと伝えられています。

 

韓国の情報通の吸血鬼王氏によると、Exynos 2400の開発を行っているシステムLSI事業部は超高性能なCortex-X4のクロック数を3.1GHzにしようと画策しているようです。しかし、Galaxy S24シリーズを開発するMX事業部は独自に3.3GHzまで引き上げることを考えており、両事業部の間で目標とするクロック数が一致していないことが明らかになりました。

 

過去には2018年に発表されたExynos 9810を搭載したGalaxy S9とGalaxy S9+で、SoCの仕様は2.9GHzでしたが、搭載した製品は2.7GHzに下げられたこともあるので、Exynos 2400でMX事業部が独自にクロック数を調整することも無くはない状況です。

 

最終的にどうなるのか現時点では不明ですが、量産に向けて開発を行っていることは確かな情報なので、今後もサムスン電子の本社がある韓国を中心にリーク情報が流れてくるでしょう。そういった情報が流れてくるたびに本サイトでは確度が高いと判断した場合は記事化する予定ですので、今後も注目してくれると非常に嬉しいです。

 

 

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