Exynos 1680が発表、4nmプロセスを採用しGPU性能は16%向上

Exynos 1680が発表、4nmプロセスを採用しGPU性能は16%向上

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韓国のサムスン電子は2026年3月24日、新SoCとしてExynos 1680を発表しました。先代のExynos 1580が2024年10月に発表されたので、それを考慮すると少し遅れて発表されています。

 

名称 Exynos 1680 Exynos 1580 Exynos 1480
CPU 1x Cortex-A720

4x Cortex-A720

3x Cortex-A520

1x Cortex-A720

3x Cortex-A720

4x Cortex-A520

4x Cortex-A78

4x Cortex-A55

識別子 65_3457

65_3456

65_3457

65_3456

65_3393

65_3333

リビジョン ? r0p1

r0p1

r0p1

r1p2

r2p0

動作周波数 2.91GHz

2.60GHz

1.95GHz

2.91GHz

2.60GHz

1.95GHz

2.75GHz

2.05GHz

GPU Xclipse 550 2WGP 4CU (2RB)

(RDNA 3)

Xclipse 540 2WGP 4CU (1RB)

(RDNA 3)

Xclipse 530 1WGP 2CU

(RDNA 2)

動作周波数 1200MHz 1300MHz 1300MHz
NPU/DSP 8K MAC NPU

(19.6 TOPS)

6K MAC NPU

(14.7 TOPS)

6K MAC NPU
カメラ 2億画素 or 6400万画素(ZSL) or 2x3200万画素(ZSL) 2億画素 or 6400万画素(ZSL) or 2x3200万画素(ZSL) 2億画素 or 6400万画素(ZSL) or 2x3200万画素(ZSL)
リフレッシュレート 144Hz (FHD+) 144Hz (FHD+) 144Hz (FHD+)
エンコード/デコード Encode: 4K@60fps H.265, H.264, VP9, VP8

Decode: 4K@60fps H.265, H.264, VP9, VP8

Encode: 4K@60fps H.265, H.264, VP9, VP8

Decode: 4K@60fps H.265, H.264, VP9, VP8

Encode: 4K@60fps H.265, H.264, VP9, VP8

Decode: 4K@60fps H.265, H.264, VP9, VP8

RAM LPDDR5X LPDDR5 (3200MHz) LPDDR5 (3200MHz)

LPDDR4X (2133MHz)

ストレージ UFS 4.1 UFS 3.1 UFS 3.1
Wi-Fi Wi-Fi 6E Wi-Fi 6E Wi-Fi 6E
Bluetooth Bluetooth 6.1 Bluetooth 5.4 Bluetooth 5.4
位置情報 ? ? ?
通信 統合: 5G Modem

Sub-6GHz

(DL: 5.1Gbps / UL: 1.28Gbps)

mmWave

(DL: 4.84Gbps / UL: 0.92Gbps)

LTE Cat.18/18

(DL: 1.2Gbps / UL: 211Mbps)

統合: Shannon 5338

Sub-6GHz

(DL: 5.1Gbps / UL: 1.28Gbps)

mmWave

(DL: 4.84Gbps / UL: 0.92Gbps)

LTE Cat.18/18

(DL: 1.2Gbps / UL: 211Mbps)

統合: Shannon 5328

Sub-6GHz

(DL: 5.1Gbps / UL: 1.28Gbps)

mmWave

(DL: 4.84Gbps / UL: 0.92Gbps)

LTE Cat.18/18

(DL: 1.2Gbps / UL: 211Mbps)

充電規格 - - -
製造プロセス Samsung 4nm SF4P Samsung 4nm SF4P Samsung 4nm SF4
型番 S5E8865 S5E8855 S5E8845
公式サイト Samsung Samsung Samsung

新製品のExynos 1680の主な仕様は、製造プロセスがSamsung 4nm SF4P、CPUは最大2.91GHzで動作するCortex-A720と最大2.60GHzで動作するCortex-A720と最大1.95GHzで動作するCortex-A520を1+4+3構成で採用、GPUは最大1200MHzで動作するXclipse 550 2WGP 4CU、RAM規格はLPDDR5X、内蔵ストレージ規格はLPDDR5X、モバイルデータ通信は5Gに対応します。

 

製造プロセスはサムスンファウンドリの4nmプロセスのSF4Pです。一部のメディアではSF4Xを採用したと報じられていますが、その可能性は限りなく低いです。というのも、このSF4Xはモバイルデバイス向けSoCを対象にしたものではないからです。

 

CPUはExynos 1580と同じくCortex-A720とCortex-A520を採用していますが、Exynos 1680はCortex-A520を1基減らしてCortex-A720を1基増やしました。その結果、1+3+4構成から1+4+3構成に変更され、高負荷な状態での快適度が上昇します。ただ、シングルコア性能は製造プロセスの成熟による微量の差はあるかもしれませんが、基本的な性能は同じです。

 

GPUはAMD RDNA 3をベースとしたXclipse 550 2WGPで、Exynos 1580が搭載している同じくRDNA 3をベースとしたXclipse 540 2WGPから16%の性能向上に成功しました。この要因として考えられるのはRender Blockが1から2に倍増したことで、技術の進歩による差がここで出ています。

 

この他、RAM規格は最新のLPDDR5Xを、内蔵ストレージ規格は最新のUFS 4.1をサポートします。しかし、Exynos 1680を搭載した製品がこれらの規格のRAMや内蔵ストレージを搭載するかについては別の話で、あくまでもサポートはしているというだけです。

 

Exynos 1680を初搭載するのはGalaxy A57 5Gで、SoCが発表された翌日の3月25日に発表されました。現時点では日本市場への投入は発表されてませんが、認証情報から投入が確実視されています。

 

Galaxy A56 5Gは日本市場に投入されなかったため、2年ぶりにGalaxy A5x 5Gが投入されます。Galaxy A55 5Gからの乗り換え候補が見つからなかった人にとっては、Galaxy A57 5Gの投入は渡りに船でしょう。近く発表されると思うので期待して待ちましょう。

 

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