Qualcommは2022年11月に旗艦製品向けSoCとしてSnapdragon 8 Gen 2を発表し、現在はさまざまな製品が搭載していますが、初搭載機はvivo X90 Pro+と認めました。初搭載機は発表日を基準とするのか、発売日を基準とするのか論争が行われるところではありますが、今回は供給した企業が明言したので、少なくともこういった争いはなくなるでしょう。
The Vivo X90 Pro+ is the world's first smartphone powered by Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform.
Qualcommは自身のサイトで、vivo X90 Pro+がSnapdragon 8 Gen 2を世界で初めて搭載した製品だと認めました。
同製品の発表日は2022年11月22日ですが、発表した当初は搭載しているSoCの名称をTSMC 4nmチップとぼかした表現をしており、本当の初搭載機が他に存在するのではないかと思われていました。
今回、Qualcommが明言したことで初搭載機はvivo X90 Pro+で揺るぎないものとなり、さまざまなメディアでは初搭載機はこの製品であると間違いのないように記載する必要があります。
The iQOO 11 Pro is the world's second smartphone to be powered by Snapdragon 8 Gen 2 and includes the Qualcomm 3D Sonic Max.
また、QualcommはiQOO 11 Proが世界で2番目にSnapdragon 8 Gen 2を搭載した製品だと認め、vivoが早期にSnapdragon 8 Gen 2を搭載した製品を発表したことがわかりました。
そして、同製品はSnapdragon 8 Gen 2とQualcomm 3D Sonic Maxを世界で初めて組み合わせた製品だとしても紹介されており、vivoはさまざまな初搭載を達成しています。
Snapdragon 8 Gen 2を世界で初めて搭載したと認められたvivo X90 Pro+の主なスペックは、Android 13(OriginOS 3)、120Hz 6.78インチ 2K+(3200x1440) AMOLED、Snapdragon 8 Gen 2、RAM容量は12GB、内蔵ストレージ容量は256GBと512GB、外部ストレージは非対応、背面のカメラは5000万画素(メイン)+5000万画素(ポートレート)+4800万画素(超広角)+6400万画素(ズーム)、前面のカメラは3200万画素、バッテリー容量は4700mAhで80W有線充電+50W無線充電対応、重量は約221gです。
価格は12GB+256GB版が6499元(約125,000円)、12GB+512GB版が6999元(約135,000円)に設定されています。