NUVIA製CPU、3.4GHzで発揮すべき性能を3.8GHzで実現

NUVIA製CPU、3.4GHzで発揮すべき性能を3.8GHzで実現

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2023年10月に発表予定のSnapdragon 8cx Gen 4はNUVIA製CPUを初搭載したSoCとなる予定ですが、どうやら開発がうまくいっていないようです。

 

韓国の情報通の情報虫氏によると、Snapdragon 8cx Gen 4は3.4GHzで発揮すべき性能をさらに高い数値の3.8GHzで実現したようです。しかもこの性能はGeekbench 5基準で1,775点とされています。

 

2020年11月に発表したMacBook Airが搭載したM1の性能は1,750点程度、2022年6月に発表したMacBook Airが搭載したM2の性能は1,930点程度なので、Snapdragon 8cx Gen 4の性能は1世代古い性能と言えそうです。

 

ただ、問題なのは発揮された性能がM1チップ程度であるということではなく、本来発揮して欲しい性能を発揮できていない現状にあります。多くの方の願いとしてM2チップを超える性能を発揮して、さらに開発中とされるM3チップをおびやかす存在になって欲しいと思っているでしょうが、現状では難しいようです。

 

Snapdragon 8cx Gen 4は前述の通り2023年10月に発表される予定ですが、最新の情報ではロードマップのみを発表してSoCそのものは発表されないのではないかと予想されています。何やら雲行きの怪しいNUVIA製CPUですが、立ちはだかる壁を超えてQualcommの未来を明るくしてほしいと思います。

 

 

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