Meizuは8月28日に行われた新製品発表会でAIアシスタント機能「aicy」を発表しました。
「aicy」は“I see”が元になっており、“I see”には「なるほど」や「わかりました」という意味のある言葉の通り、使用する人を納得させることが出来るAIアシスタント機能になっています。
このAIアシスタント機能はGoogleのサービスが受けられる国ではGoogle Assistantが幅を利かせていますが、サービスを利用することが出来ない中国ではスマートフォンメーカーが独自のAIアシスタント機能を開発しており、XiaomiはXiaoAI、vivoはJoviがあります。
ようやく発表したことでMeizuにこの様な機能が無かったのではないかと思われるでしょうが一応は存在しており、ホームボタンが指紋認証と兼用になっていた頃にはホームボタンを長押しすることで小渓(XiaoXi)が起動してユーザーの疑問を解決したりしていました。しかしこの小渓(XiaoXi)はAppleのSiriやGoogleのGoogle Assistantの様な万能な機能ではなく、聞かれたことに対して適切な“返答”を行うというものでした。今回は「aicy」によってさらにその仕組が進化したと言えます。
Meizuは発表会で「aicy」を使用した場合とユーザーの指だけを利用したときの行程の差を実演。あるページを開くのにユーザーがすべてを行う場合は9つの行程がありましたが、「aicy」を使用した場合はたったの2行程。これは時間の削減が期待でき、削減した時間を勉強に使用したりゲームに使用したり有意義に使用することが出来ます。
Google Lensの様な撮影している写真や画像の商品を探すことが可能。「あっ、これが欲しい」に対応することが可能で、良い製品だと思ったけれどもどの様な名前なのかわからずに購入を諦めるといったことも減ります。
「aicy」は多岐にわたって活動が可能。写真撮影の際のAI判断(以前よりさらに強化)やテキストの読み取り、欲しい機能が備わっていると思います。
「aicy」はFlyme 8に採用。Flyme 7は小渓(XiaoXi)です。