MEIZUがHuawei、OPPO、vivo、Xiaomiの競争についていけず専門店を500店舗近く閉店したという情報が流れています。
ここ最近、MEIZUの良いニュースは全く流れません。
500店舗近くを閉店したということは多くの従業員がいなくなった事を表すので「維持できないのであれば無理に店舗を増やすな」という意見が少し出ています。
たしかに、それまで務めていた従業員が会社の都合で急に無職になるわけですからたまったものではありません。
OPPOやvivoがオフライン店舗を拡充することでシェアを急激に伸ばしていますが、それは店舗だけが理由ではなくリリースしているスマートフォンが魅力的であるからなので、MEIZUはこれを勘違いした可能性が高いです。
実際にMeizu PRO 7シリーズはPROシリーズの名に合わないMediaTek Helio P25を採用したり、今までの製品展開では最上位モデルにSANSUNG製Exynosが搭載される所を中国ではドンドンイメージが悪くなっているMediaTekのHelio X30を採用し、なのにも関わらず4,000元(約70,000円)というどこにお金がかかっているのかわからない値段で発表しました。
そして、オンラインショップの天猫のMEIZU非公式店では中国移動向けとなりますがHelio P25を搭載したモデルが1,699元(約30,000円)というSnapdragon 625を搭載したMeizu M6 Noteと同じ価格になるなど、商品が大量に滞貨している事も明らかになっています。
来年の2018年はMEIZU創立15周年を迎え、それを祝ったスマートフォンとして「MEIZU 15、MEIZU 15 PLUS」をリリースする予定です。
消費者が期待しているのはQualcomm Snapdragon 845が搭載されたMEIZU 15、SAMSUNG Exynos 9 Series(9810)が搭載されたMEIZU 15 PLUSで、これを大幅に下回るようなことがあれば「中国にはMEIZUというスマートフォンメーカーがあった」という未来にもなりかねません。
もう二度と失敗することが許されない今、ひとつひとつの事柄に細心の注意を払うべきです。
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