Meizuは10月28日に、Qualcomm Snapdragon 710を搭載したMeizu 16 Xを最大600元(約9,300円)値下げすることを発表しました。値下げは独身の日セールが行われる11月11日から適用されます。
Meizu 16 Xは2018年9月に発表された製品で、Snapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th Plusの廉価モデルとして発表されています。カメラに採用しているイメージセンサーは据え置きで、SoCをSnapdragon 710へグレードダウンさせた為、カメラの品質は当時のスペック帯では高い水準に位置し、人気を博していました。ただ、今現在におけるSnapdragon 710搭載機で約1600元(約25,000円)は高いので、市場に合わせた価格調整が行われました。
Meizu 16 Xは6GB+64GBモデルと6GB+128GBモデルの2モデル展開でそれぞれ1598元(約25,000円)と1898元(約29,500円)で販売が行われていましたが、今回の発表によって1098元(約17,000円)と1298元(約20,000円)へ値下げが行われます。
今回の値下げは中国市場向けとなっていますがMeizuは国際市場向けに同製品のMeizu 16を発表しており、AliExpressにて開店しているMeizu Official Storeでも11月11日に開催される独身の日セールに合わせて値下げを行うことが明らかになっています。価格は、6GB+64GBモデルが169.99米ドル(約18,500円)で6GB+128GBモデルが179.99米ドル(約19,500円)に設定されているので、中国市場と国際市場で近い価格での販売が行われます。
Meizu 16 Xの主なスペックは、型番はM872Q、Android 8.1.0 OreoをベースとしたFlyme 7を搭載し、6.0インチのFHD+(2160×1080)のSuper AMOLEDディスプレイ、SoCはQualcomm Snapdragon 710 Mobile Platform、GPUはQualcomm Adreno 616、容量は6GB+64GB/6GB+128GBの2モデル展開、外部ストレージに非対応、リアカメラは1200万画素+2000万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは2000万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は3100mAhとなっています。