MediaTekは2021年1月20日に新Dimensity SoCの発表を予告していますが、その製品は競合他社製品が採用している5nm EUV製造プロセスではなく6nm EUV製造プロセスを採用することが明らかになっているため、最先端の技術や性能は有していません。そこで気になるのがMediaTekにおける5nm EUV製造プロセスを採用した製品の発表時期ですが、台湾メディアの工商時報が2022年Q1に発表する予定であること明らかにしました。
工商時報によると1月20日に発表される製品の名称はDimensity 1200となる見込みで、OPPOやvivoが積極的に採用することが明らかにされています。2020年のハイエンド製品向けに発表されたDimensity 1000+はOPPO、vivo、realme、Xiaomiが採用しており、Dimensity 1200も引き続き採用していくようです。
また、同メディアによるとMediaTekはDimensity 1200の後継SoCとしてDimensity 2000を開発しているようで、このDimensity 2000が5nm EUV製造プロセスを採用するようです。採用企業としてOPPOとvivo、HONORが挙がっており、HONORは現時点ではDimensity 1000+を採用した製品を発表していませんが、1月22日に発表されるHONOR V40で採用することが明らかになっているので、「引き続き」というのがキーワードになりそうです。