9月19日に発表予定のMeizu 16XがGeekbenchにてリークしました。Meizu 16XはSnapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th Plusの廉価モデルとして開発されています。
Geekbenchによると名称はMeizu 16 X、Android 8.1.0 Oreo、Qualcomm Snapdragon 710、RAM 6GBとなっています。スコアはシングルコア性能が1,830点でマルチスコア性能が5,427点で、Snapdragon 710搭載機の中ではスコアが低いです。Snapdragon 710の平均スコアは1,800点と5,800点程度です。
CEOの黄章(Jack Wong)氏はMeizu 16XはSnapdragon 710搭載機の中で一番優れていると発言していますが、Geekbenchが算出したスコアによると特別優れているわけではなさそうです。もちろんスマートフォンは実使用感が大事ですので、MEIZUが開発しているFlyme OSとの相性が一番重要です。
名称がMeizu 16 Xで、Meizu 16Xではないことが判明しました。更に、MEIZUの公式掲示板のMEIZU社区を確認してみると「魅族 16X」ではなく「魅族 16 X」と書かれています。この名称が正式名称であれば何故Meizu 16th Xではないのかという疑問が発生します。Snapdragon 845を搭載したスマートフォンはMeizu 16thとMeizu 16th Plusなので、Meizu 16 Xだけ違った命名方式に則っています。
このような意味不明な名称は混乱を生むだけなのでやめて欲しいと願っていたのですがまさか本当になるとは思っていませんでした。
おそらく大手サイトはMeizu 16 XではなくMeizu 16Xと書くと思うので、MEIZUの意図しない名前が広まることになります。更にEEC(欧州経済共同体)の認証によるとMeizu 16 Xはロシア市場を始めとするグローバル市場ではMeizu 16として発表販売する予定です。これもまた混乱を生む命名方式で中国国内だけがMEIZUの主要な市場ではないので今からでも名称を変えるべきだと私は思います。