11月11日に行われた中国における最大のセール、京東の独身の日(双11)での携帯電話(フィーチャーフォン・スマートフォン)の売り上げランキングが公開されました。
天猫の独身の日セールのデータは以下の記事をご覧ください。
前年比50%の成長になったようで、まだまだ中国経済は成長を続けるのでしょうか。
販売台数
1位はhonor、2位はXiaomi、3位はApple、4位はHuawei、5位はMEIZU、6位がQihoo 360、7位がSmartisan、8位がvivo、9位がSAMSUNG、10位がOPPO、11位がPHILIPS、12位がNOKIA、13位がnubia、14位がK-Touch、15位がAngelcare(shouhubao)、16位がZTE、17位がXiaolajiao、18位がcoolpad、19位がmeitu、20位がLeEcoとなりました。
天猫のランキングとは大な差が有り、京東のデータではQihoo 360やSmartisanが上位にランクインしています。
MEIZUは5位の大健闘で、2016年に球速をシェアを伸ばしたOPPOとvivoよりも高順位に位置しています。
販売金額
1位はApple、2位はhonor、3位はXiaomi、4位はHuawei、5位はSAMSUNG、6位はvivo、7位はSmartisan、8位はMEIZU、9位はOPPO、10位はQihoo 360。
販売台数よりも順位が高くなると高価格帯のスマートフォンが売れていることになり、やはりAppleはトップを飾り、Meizu M6 NoteやMeizu M6の販売が好調だったMEIZUは5位から8位に下がっています。
販売金額になると高順位になるOPPOがあまり変動していませんので、今回のセールは苦戦したと見ることが出来ます。
販売台数(去年と比較)
1位はmeitu、2位はSmartisan、3位はNOKIA、4いは vivo、5位はhonor、6位はAngelcare(Shouhubao)、7位はXiaomi、8位はHuawei、9位はXialajiao、30位はQihoo 360。
TOP3が去年芳しくなかったメーカーですので急成長をとげたことになり、華OV(Huawei+honor、OPPO、vivo)は引き続き成長を続け、Xiaomiも前年の失敗から立ち直って成長を続けています。
販売金額(去年と比較)
1位はSHARP、2位はNOKIA、3位はmeitu、4位はHTC、5位はvivo、6位はSmartisan、7位はHuawei、8位はhonor、9位はXiaomi、10位はApple。
1位はなんとSHARPで2017年はSHARP AQUOS S2(Snapdragon 630/660)しか発表していませんが、Made in Japanのブランドのおかげか今年は売れたようですね。
いい噂の流れないHTCがここで4位にランクインしています。
販売台数(スマートフォン)
1位はhonor ChanWan 6、2位はXiaomi Redmi Note 4X、3位はXiaomi Redmi Note 5A、4位はhonor 8 lite、5位はhonor V9 play、6位はiPhone 8 Plus、7位はhonor 9、8位はhonor ChangWan 7X、9位はhonor ChangWan 6X、10位はXiaomi Mi Note 3。
honorのChangWanシリーズが3機種ランクインし、他のスマートフォンも低価格から中価格のモデルが多い中、6,688元で販売されているiPhone 8 Plusが6位にランクインして異彩を放っています。
販売台数(新発売)
1位はhonor ChangWan 6、2位はXiaomi Redmi Note 5A、3位はhonor V9 play、4位はiPhone 8 Plus、5位はhonor ChangWan 7X、6位はXiaomi Mi Note 3、7位はiPhone 8、8位はiPhone X、9位は360 vizza、10位はHuawei Mate 10。
この“新品”は日本語の新品中古ではなく、新発売・新モデルという意味です。
ですので、比較的新しいモデルのみのランキングになっています。
好評価率(新モデル)
1位はhonor ChanWan 6、2位はXiaomi Redmi Note 5A、3位はHuawei Mate 10、4位はOPPO R11s、5位はiPhone 8 Plus、6位はiPhone 8、7位は360 vizza、8位はiPhone X、9位はhonor V9 play、10位はMeizu M6。
購入し、届いた人がどれだけ満足したのかを表すランキングで、上位になればなるほど満足しているユーザーが多いことになります。
2017年のiPhone全てランクインし中国でのAppleブランドはまだまだ健在のようです。
参考
1000元 -> 約16,000円
2000元 -> 約32,000円
3000元 -> 約49,000円
4000元~
1位はiPhone 8 Plus、2位はiPhone 8、3位はiPhone X、4位はiPhone 7 Plus、5位はiPhone 7。
全てAppleとなっていますが、この価格帯の中国ブランドのスマートフォンがほぼ無いのでこのような独擅場になります。
3000元~3999元
1位はiPhone 6s Plus、2位はHuawei P10、3位はHuawei Mate 10(64GB)、4位はXiaomi Mi MIX 2、5位はHuawei Mate 9。
1位はまだアップデートが続けられることがわかったiPhone 6s Plusとなりました。
既に新モデルのHuawei Mate 10が販売されていながらも、2016年のモデルのHuawei Mate 9が5位にランクインしています。
2000元~2999元
1位はhonor 9、2位はXiaomi Mi Note 3、3位はhonor V9、4位はGalaxy S7 edge、5位はXiaomi Mi 6。
2位のXiaomi Mi Note 3を除き、少し古いモデルが売れています。
1500元~1999元
1位はhonor 8、2位はvivo X9、3位はXiaomi Mi Max 2、4位はhonor V8、5位はSmartisan JianGuo Pro 2。
5位には11月8日に発表されたばかりのSmatisan JianGuo Pro 2がランクイン、背面のロゴが指紋認証機能を備えているという面白いスマートフォンで、中国では意識高い系に人気があります。
1000元~1499元
1位はhonor ChangWan 7X、2位はhonor ChangWan 6X、3位はXiaomi Mi 5X、4位はXiaomi Redmi Note 4X(64GB)、5位はSmartisan JianGuo Pro。
一つ上の価格帯には新モデル、この価格帯には旧モデルがランクインしており、Smartisanは上手にマーケティング出来ていますね。
500元~999元
1位はXiaomi Redmi Note 5A、2位はhonor ChangWan 6(RAM 2GB)、3位はXiaomi Redmi Note 4X(32GB)、4位はhonor 8 lite、5位はhonor V9 play。
3位のXiaomi Redmi Note 4Xは上位版も売れていますので、どのモデルも人気であることがわかります。
Xiaomiとhonorのランキングになっています。
0元~499元
1位は360 F5、2位はXiaomi Redmi 4A、3位はNOKIA 105、4位はPHILIPS E106、5位はK-Touch T2。
この価格帯にはフィーチャーフォンが主に売られていますが、上位2つがスマートフォンになりました。
Xiaomi Redmi 4Aはフィーチャーフォンを使っているユーザーを獲得しようとしているのでしょうか。
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