京東による創業記念セールの「京東618(6月1日 ~ 18日まで行われる長いセール)」にて売れたメーカー、スマートフォンTOP10が公開されました。
見事1位を飾ったのはXiaomiとなりました。
2位はhonor、3位がApple、4位がHuawei、5位が奇虎360、6位がMeizu、7位がSmartisan、8位がOPPO、9位がvivo、10位がNOKIAとなっています。
事前情報ではセール直前にOPPOがSnapdragon 660を搭載したOPPO R11/R11 Plusを発表しているのでぶっちぎりという予想がされていましたが、何とそのOPPOが8位という結果で、スペックダウンが心配されたXiaomi Mi Max 2を発表したXiaomiが1位となり、ネット販売によって名を挙げたかつての地位に返り咲きました。
Meizuは2016年に発表したMeizu PRO 6sを200元、Meizu M3Eを200元、Meizu M5 Noteを100元値下げし、売上を伸ばして6位の位置に。
一時は日本進出の話題が出たSmartisanのSnapdragon 625/626を搭載したSmartisan Proは、他メーカーとは全く異なったUI/UXのSmartisan OS 3.0、クオリティの高い本体のデザインが高評価で、アップデートが打ち切られたSmartisan T1からの乗り換えが目立ち、更には他メーカーからの乗り換えも多く見受けられます。
一番売れたスマートフォンはXiaomi Redmi Note 4X(3GB+16GB)で、Xiaomi Redmi Note 3 Proに次ぐコスパの高いスマートフォンとして人気があります。
2位がhonor Enjoy 5X(4GB+32GB)、3位がiPhone 7 Plus(128GB)、4位がXiaomi Redmi 4A(2GB+16GB)、5位がiPhone 7(32GB)、6位がhonor 8 lite(3GB+32GB)、7位がhonor V9(6GB+128GB)、8位がiPhone 6s Plus(128GB)、9位がiPhone 6(32GB)、10位がXiaomi Redmi 4X(2GB+16GB)という結果になりました。
メーカーランキングのTOP3のみがランクインしており、Xiaomiが3機種、honorが3機種、Appleが4機種となっています。
低価格、中価格、高価格全てランクインしていますが、Xiaomiの3機種はすべて1000元を切る低価格モデルのみが売れており、今回のランキングでは販売台数が公表されていないのでどれだけ売れたのかはわかりませんが、Xiaomi Redmi Note 4Xは7台売らないとAppleのiPhone 7 Plusを1台にならないので、今回のセールによる売上(販売総額)はXiaomiが1位ではない可能性が高いですね。
今回のセールではオーダー数が1億件を超え、その注文の8割近くがスマートフォンから行われていることも判明し、時代の流れというものを感じます。
更に、動いたお金は1200億元(約2兆)という公式の発表も有り、人口が13.7億人というのも関連しますが、非常に大きい市場であったことが容易に想像できます。
次回のセールは蘇寧易購によって行われる「蘇寧818」で、こちらも注目です。
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