台湾のHTCが新製品としてHTC U23 proを開発している可能性がGeekbenchから明らかになりました。同社のHTC Uシリーズ最後の製品は2021年に発表したHTC U20 5Gです。
GeekbenchのデータベースにHTC U23 proが登場し、Geekbench 6での性能は、シングルコア性能が933点、マルチコア性能が2,351点となっています。RAM容量は12GBで、大容量となっています。
搭載するSoCは、CPUが2.40GHzで動作するCortex-A710を1基、2.36GHzで動作するCortex-A710を3基、1.80GHzで動作するCortex-A510の1+3+4構成、GPUがAdreno 644を採用しているので、Snapdragon 7 Gen 1で確定です。
Snapdragon 7 Gen 1を搭載した製品は中国市場向けにXiaomi Civi 2とOPPO Reno8 Proが、国際市場向けにXiaomi 13 Liteがありますので性格の悪い人が偽装した可能性も考えられますが、ファームウェアの名称がHTCで採用されているものと同じで、多くの場合はそこまで偽装されることがないので本物の可能性が高いと見ています。
従来製品になる可能性の高いHTC U20 5GはSnapdragon 765G 5Gを搭載していたので性能が上がるのは確実ですが、残念ながら大きな期待をするほどは上がりません。ただ、カメラの性能は大きく向上していますので、後継製品としては相応しいものになるのではないでしょうか。