2020年8月20日販売開始となるGoogle製新型PixelとなるGoogle Pixel 4aは当初Google StoreではSnapdragon 730を搭載しているという記載がありましたが、8月19日現在ではSnapdragon 730Gに変更・修正されていることが明らかになりました。
発表当初、Google StoreではSnapdragon 730を搭載、Google Japan BlogではSnapdragon 730Gを搭載していると記載されていましたが、Snapdragon 730とSnapdragon 730GはCPUは同じ仕様を採用していますが、GPUの周波数が異なり前者が610MHzで後者が700MHzとなっており、更にSnapdragon 730Gにはゲーム利用時にSoCの動きを最適化してゲーム体験を向上させるSnapdragon Elite Gamingを採用していますので、名前は非常に似ていますが性能は異なったものとなっています(日常的な利用で差を感じることはないが、別のSoCと認識していただけると嬉しいです)。
この表記揺れの発生によってGoogle Pixel 4aがSnapdragon 730を搭載していると記載してしまったメディアがいくつか存在しており、この表現によって発表当日の購入を控えてしまった人も見かけます。今回の修正はネット業界ではあまり良い印象を与えないサイレント修正となっており、今でもGoogle Pixel 4aがSnapdragon 730を搭載していると認識し購入をやめている人がいると思います。今回のサイレント修正に関してはGoogleが誤記載を認めると日々の憤懣をぶつけたい人に攻撃されると考えているのか、Google Japan BlogではSnapdragon 730Gを搭載していると明記しているので良いと考えたのか不明です。