Flymeアカウントの数が3000万を超えたと発表しました。
ですが、素直に喜べない理由がいくつかあります。
①. Flymeアカウントを削除することが出来ない。
いわゆる幽霊アカウントがいっぱいあるということです。
3000万アカウントの内いくつがアクティブアカウントなのか発表するほうが非常に望ましいので、何か思うことがあるのでしょう。
②. Flyme OSに蔑称(べっしょう)がある。
Flyme OS 3.0までは非常に安定度の高いOSな所がユーザーに喜ばれておりましたが、Flyme OS 4.0・4.5・5.0・5.1とバグを重ねていったため、bugとFlymeを合わせたbugmeという蔑称があります。
この呼び方は一般的ではないものの、百度の掲示板では非常によく見る単語で、早急にどうにかして欲しいという意見が非常に多いです。
完全無欠なOSを作るのは不可能に近いですが、EMUIやMIUIには蔑称は今のところ存在していない(筆者が発見できていない)ので、やはりMeizuはHuaweiやXiaomiに劣っているということになります。
③. Beta Testプログラムが意味をなしていない。
魅族熊猫騎士団というベータプログラムがありますが、こちらは通常のユーザーより早くにTestバージョンのFlyme OSを体験できるというプログラムになります。
今、魅族熊猫騎士団は何をしているかというとAndroid OS 5.1のFlyme OS 5.0を焼いてバグ報告をしてもらうというだけです。
HuaweiのEMUIのベータプログラムはAndroid 6.0を採用したEMUI 4.0をテストしており、最新OSを一部のユーザーに提供しております。
XiaomiのMIUIはAndroid 6.0を採用したMIUI 7.1を提供し始めたりし、最新OSをいち早くユーザーに提供することに力を入れております。
Lenovo参加のZukはAndroid OS 6.0を採用したZUI 1.5の提供を始め、こちらも最新OSを提供しております。
ベータテストプログラムってそういうことだと思うんですよね。通常のユーザーが体験できないことを体験させてバグ報告を集め、正式リリースまでにバグの少ないOSに仕上げて通常のユーザーに提供するという形。
通常のユーザーと同じものをテストするっていうことは全く意味が無いと思います。選ばれたユーザーだけが体験できるのだから、最新OSを使ったバグもりもりのファームウェアを体験させたほうがいいと思うんです。
bugmeという蔑称があるので早くにバグを無くしたいのはわかりますが、魅族熊猫騎士団の人数も限られておりますし、通常リリースをされてアップデートをするユーザーの方が多いですし、現状のFlyme OS 5.1は通常のユーザーにまかせてAndroid OS 6.0を採用したFlyme OSをいち早く制作し、提供することが大事だと思います。
MeizuはAndroid OSのリリースを蔑ろにし過ぎです。
ちなみにMeizu m2 miniにはまだFlyme OS 5.0が魅族熊猫騎士団にもリリースされておりません。やる気ないのか?
前途多難ですが、Flyme OSは非常に好きですし、今現在のFlyme OS 5.0も大好きです。
大好きだからこそbugmeという蔑称が嫌ですし、他のメーカーに負けているのも嫌ですので、少々荒っぽい言葉を使いました。
今までのリリースからすると、Android OS 6.0を採用するのは4月あたりになるでしょうか。流石に遅すぎるのでせめて年度内にはおねがいしますよ!魅族さん!