サムスン電子のミドルレンジ向けSoCのExynos 1380とExynos 1330の後継製品に関する情報が少しずつ流れており、今回は採用する製造プロセスが判明しました。
後継製品の名称は現時点ではExynos 1480とExynos 1430になる見込みで、Exynos 1380などと同じくミドルレンジ向けSoCとして発表される予定です。具体的な発表時期に関しては明らかになっていませんが、2024年1月から2月になるのではないかとされています。
韓国の情報通の吸血鬼王氏は、サムスン電子の4nmプロセスに基づくSF4(4LPP)はGoogle Tensor G3の他に来年に発表予定のミドルレンジ向けSoCが採用する予定と明らかにしました。このミドルレンジ向けSoCがExynos 1480とExynos 1430ではないかと考えています。
現時点で最新の製品のExynos 1380とExynos 1330はサムスン電子の5nmプロセスに基づくSF5E(5LPE)を採用していますので、4nmプロセスで製造予定のExynos 1480とExynos 1430は大きく進化することがわかります。
また、Exynos 1480とExynos 1430はGPUにArm製のMali GPUではなく、AMDと共同開発したXclipse GPUを採用するとされており、こちらでも大きく進化する可能性が明らかになっています。
初搭載機は従来の法則に則るのであれば、Exynos 1480はGalaxy A55 5GとGalaxy A35 5G、Exynos 1430はGalaxy A15 5Gになるでしょう。
Galaxy A55 5Gは日本市場での販売の可能性が高い製品なので、購入を考えている方は少しずつ流れてくる情報に注目する必要がありそうです。