GeelyのMeizu買収完了報道に両社「無言」

GeelyのMeizu買収完了報道に両社「無言」

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昨日、中国自動車大手のGeely(吉利)が「小さな工場」の買収を完了し、事業譲渡も完了したと報道されました。業界が激震した報道の翌日の5月6日、渦中のGeelyとMeizu(魅族)は無言を貫いています。

 

2022年1月に中国の媒体の36Krが、GeelyがMeizuの買収に向けて話し合いを進め、買収監査を行っていると報道した際は、両社はすぐに回答しましたが、今回の情報が流れた後、財経網汽車がMeizuの関係者とGeelyの携帯電話事業を行う企業のXingji Shidai(星紀時代)の担当者に取材を行ったところ、両社が無言を貫いた(回答を拒否した)と明らかにしました。

 

Geelyは過去に複数の企業を買収していますが、買収した企業の形を残したまま運営を続ける方針を取っているため、MeizuがMeizuとして携帯電話の開発を継続的に行うとの見方があります。しかし、前述のXingji ShidaiはGeelyの携帯電話事業を行う企業なので、吸収合併を伴う買収の可能性もあります。両社が無言を貫いている状態ではすべてが憶測の域を出ませんが、買収に関して話し合いを進めていたのは事実なので、Meizuが生き残るには大きな企業の力が必要だったのでしょう。

 

Meizuは2022年にMeizu 19とMeizu 19 Proの2製品を発表する予定ですが、Snapdragon 8 Gen 1を搭載したXiaomi 12 ProやOnePlus 10 Proが発表されて数ヶ月経っても新製品に関する情報が全く流れないため、多くの人々が疑問をいだいています。ただ、買収の報道が真実であった場合は新製品の開発よりも企業の今後が大事なので、買収が正式に完了したり交渉が決裂したと発表があった後に何か情報が流れるでしょう。

 

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