BlackviewのUNISOC T610搭載タブレット「Blackview Tab 9」を入手し、使用したので簡単にレビューを行います。
本製品はECサイトのBanggood(バンググッド)から提供して頂いたサンプル機です。なお、金銭の授受およびレビュー内容への干渉は一切ありません。全てReaMEIZUの感想なので、その点は安心してご覧ください。
製品名 | Blackview Tab 9 |
Android Ver. | Android 10 |
SoC | UNISOC T610 |
ディスプレイ | 57Hz 10.1" FHD+(1920x1200) IPS液晶 |
RAM+内蔵ストレージ | 4GB+64GB(外部: 128GB) |
カメラ | 1300万画素/500万画素 |
通信 | 4G
FDD-LTE: B1/B3/B7/B8/B20 3G W-CDMA: B1/B8 CDMA2000: BC0 2G GSM: B2/B3/B5/B8 |
バッテリー容量 | 7480mAh |
Blackview Tab 9は“Tab”の名の通りタブレットに分類される製品で、ディスプレイは10.1インチ FHD+(1920x1200) IPS液晶の大画面です。廉価なタブレットはCPUとGPUの周波数が優れているUNISOC T618を搭載していることが多いですが、Blackview Tab 9はUNISOC T610を搭載しています。
特徴として4G LTEに対応し、バンドに対応したSIMを挿入すれば外でモバイルデータ通信を利用してウェブブラウジングやSNSが出来ます。バッテリー容量は大容量な7480mAh、イヤホンジャック、USB Type-Cポートを備えています。
最近はスマートフォンやアクセサリーを購入していたので、箱の大きさに驚きました。
内容物(付属品)はSIMピン、説明書(日本語あり)、充電器(EU規格)、USB Type-Cケーブル(A to C)、USB OTGケーブル(C to A)、イヤホン(3.5mm)。
本体にはカバー付きのケースが装着済みで、おそらくはBlackview Tab 9本体の色と合わせたケースが付属します。今回はGoldを選択したので前面を保護する部分が同じ色になっています。
製品の特徴が記されたシートがあり、それを剥がすと保護シートが貼ってありました。指がひっつくような感覚があるので合わない人は剥がしましょう。前面カメラは500万画素(GC5035)を採用。
本体上部はイヤホンジャックとSIMポートが配置。SIMはnanoSIM+nanoSIMか、nanoSIM+MicroSDカードの排他利用。
下部にはiPad ProでいうところのSmart Connectorの端子があり、キーボードが接続できるはずです。スピーカーが2つあり、ミドルレンジな製品ですがステレオスピーカーを採用しています。
左側面は電源ボタン、ボリュームボタン、USB Type-Cポートがあります。右側面は何もありません。
背面は1300万画素(IMX258)カメラとLEDフラッシュがあります。
本体の重量は577g(公式は570g)。重いような気がしたので簡単に調べました。
名称 | インチ数 | バッテリー容量 | 重量 |
Blackview Tab 9 | 10.1 | 7480mAh | 570g |
iPad Pro 11-Inch(第3世代) | 11 | 28.65Wh
≒約7743mAh |
W: 466g
W+C: 468g |
dtab d-41A | 10.1 | 6500mAh | 491g |
Lenovo TAB5(801LV) | 10.0 | 7000mAh | 494g |
Galaxy S7 Tab | 11 | 8000mAh | 500g |
タブレットを長らく触れていなかったのもありますが、持って使用するとずっしりと来ました。これが長らく触れていなかった影響なのかBlackview Tab 9が重いのか調べてみると後者とわかりました。
ただ、この重さも1時間程度利用していると重さを感じるけれども触った当初の重量感はなくなったので、ある程度の慣れによって快適な利用が出来るようになりました。
ケース込みは747gと更に重量級に。
ディスプレイは前述の通り10.1インチ FHD+なので、YouTubeを開くと3列表示に。スマートフォンでは1列なので、より多くの情報を得られます。
生放送(TAKA.S CHANNEL)を見た様子がこちら。コメントが横に配置され、画面も大きくなっているので使い心地が良いです。
音質はステレオスピーカーも相まって良いのですが、最低音量でもうるさいと感じたのでPlayストアからExtraVolumeSimple(音量微調整)をダウンロード・インストールしたら快適になりました。
ウェブブラウジングやYouTubeの利用、エクセルなどの簡単な操作では不満を感じなかったのでウマ娘(リリース当初少し触れたくらい)を起動してみました。最新のゲームなので色々と無理があると予想していましたが、意外や意外にちゃんと動きます。ストーリーも育成もレースも問題ありません。
リズムゲーのプロセカ(Galaxy S21 SM-G9910で本格的)をプレイしたのですが、からっきしだめです。判定を調整する次元ではなく全くプレイできません。
背面のカメラは1300万画素で、「記録を残す」程度なら問題ありません。カメラはGalaxy S21とSony RX100III(DSC-RX100M3)が担っており、Blackview Tab 9で使うことはないので私は問題ないです。
バッテリーは7480mAhを搭載し5V/2Aの10Wに対応しています。Baseus GaN Mini Quick Charge US(最大65W)で充電しようとしたところC to Cの充電は非対応でまさかの事態に驚きました。A to Cは対応しているので安心しましたが、物によるとは思いますがUSB Type-Cポートしかない充電器では充電できないシチュエーションがあるかもしれません。
充電のスピードはパーセント単位で見ると遅く感じますが、7480mAhの大容量であることを考えるとそこそこの速度で充電できているのではないかと思います。単純に計算すると1時間で25%充電なので、4時間あれば満充電です。
久しぶりのタブレット製品だったので様々な点で戸惑いはありましたが、慣れてくるとスマートフォンとタブレットが共存します。以前はすべてスマートフォンで解決していましたが、現在はウェブブラウジングとYouTubeの利用はBlackview Tab 9が行っており「大画面であること」が長所になる場合に大活躍しています。
そしてBlackview Tab 9のGoldの大きな特徴として白ベゼルを採用しており、「そこそこの性能で白ベゼル」は絶滅危惧種なので見た目においても満足しています。
Blackview Tab 9はBanggoodにて販売されており、以下のリンクから詳細の確認・購入出来ます。また、ReaMEIZU限定クーポン「BGJPRBTA9」を利用すると、$139.99で購入できます。