Apple、TSMCの3nmプロセスで20%の割引が適用か

Apple、TSMCの3nmプロセスで20%の割引が適用か

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台湾のTSMCが2023年に最先端プロセスとなる3nmプロセスの量産を開始し、その最初の顧客がiPhoneやMacBookを手掛けるIT企業のAppleだと知られています。そんな中、Appleはどうやら同プロセスの量産に関して割引を受けている可能性があるとの報道が出ました。

 

台湾メディアのDigiTimesによると、Appleが3nmプロセスを採用するのは周知の事実ですが、どうやら20%の割引が適用され、2023年の3nmプロセスの注文の90%を占めると明らかにしました。

 

3nmプロセスで製造される製品として、iPhone 15 Proシリーズで採用するA17 Bionic、次期ラップトップのMacBookが採用するM3が知られています。A17 BionicはiPhone 14 Proシリーズが採用したA16 Bionicからの大幅な成長が期待されており、Apple専門メディアのMacRumorsは、2020年以降に販売されたiPhone史上において最大の進化幅になると予想しています。

 

また、Appleは来年の2024年から順次N3E、N3Pに移行し、2025年にはiPadやMac向けにN3Xを導入すると予想されています。PC向けにIntel Coreを手掛けるIntelが3nmプロセスの採用の延期が明らかになっているので、これを考慮すると3nmプロセスの売上寄与度は急速に増加するとされています。

 

例年であればiPhone 15シリーズは9月頃に発表される予定で、発表まで残り3ヶ月となりました。同製品は性能の進化だけでなくポートがLightningからUSB Type-Cに移行される製品と予想されており、AppleのファンだけでなくAndroidを愛する人からも注目を集めています。

 

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