Meizu 17とMeizu 17 Pro用Android 11ベースFlyme OSがOTAにて配信開始、5G NRのSA接続が可能に

Meizu 17とMeizu 17 Pro用Android 11ベースFlyme OSがOTAにて配信開始、5G NRのSA接続が可能に

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Flyme besed on Android 11の対象となっているSnapdragon 865 5Gを搭載したMeizu 17Meizu 17 ProにOTAでAndroid 11ベースのFlyme OSが配信開始となりました。

 

配信されたのはFlyme 8.20.12.22 dailyとなっており、文字の意味としてFlyme “8”、20“20”年、“12”月“22”日に開発した、dailyビルドとなっています。MEIZUではStable版とBeta版の2種類が一般の人達が利用できるようになっていますが、更に深い人々(Closed Beta User)が利用するものとしてdaily版を用意しています。そのため、daily版は一般にリリースできないということで様々なバグが発生している場合が多く、更に特定のアプリが使用できなくなってしまう等の不利益を被る可能性がありますので、Closed Beta Userを募集し理解ある人に利用してもらうビルドとなっています。

 

Flyme 8.20.12.22 dailyの主な更新点としてAndroid OSをAndroid 11へ、5G NRのSA接続が可能に、Updaterアプリをホーム画面から削除しSettingsアプリから確認するようになっています。更新点の一つとなっている5G NRのSA接続は、5G通信においてはコントロールプレーン(制御信号)とユーザープレーン(ユーザデータ信号)という言葉が存在し、現在主流なNSA方式ではコントロールプレーンは4G LTEでユーザープレーンは5G NRを採用する一方で、SA方式では双方とも5G NRを採用することで高効率かつ高速なデータ通信が期待できるため、ユーザー側の視点に立てば後者の接続が可能になることは非常にありがたいと考えられると思います。今回はこのアップデートによって高効率かつ高速なデータ通信が期待できるSA方式での接続が可能になっています。

 

「更新」にバグはつきもので、MEIZUが公開しているFlyme 8.20.12.22 dailyのバグは、更新後にテーマ及びホーム画面の壁紙がデフォルトになってしまう、クローン元アプリとクローンアプリが双方ともクローンアプリの表示になる、マルチタスク画面でアプリが表示されない場合がある、画面を暗転した際に指紋認証を行うアイコンが表示される、フロントカメラのHDR撮影の生成に異常、スローモーション撮影のFPSが下がる現象が発生、スタンバイ時のモバイルデータ通信での待機電力が多くなる、MEMCフレーム補間補正技術と120Hzのリフレッシュレートに非対応になっています。