Indiegogoにて出資を募った、日本人のデザイナーの坪井浩尚がデザインを手がけた、Wi-Fi & Bluetoothスピーカー「Meizu Gravity」が中国の認証機関である3Cの認証を通過しました。
坪井 浩尚氏はauのiidaブランドの東芝製LIGHT POOLでデザインをした方で、「あ、この方かぁ!」となる方もいらっしゃると思います。
「Meizu Gravity」間もなく販売・出荷・発送となりそうです。
名称は「魅族WIFI音箱(Meizu wireless speaker)」、型番はGravity A8となっており、電源アダプターは15V : 3AというノートPCに使われる電圧電流で、ワイヤレススピーカーと考えると電力を結構喰っていることになります。
ディスプレイはプリズムを利用した曲名表示になっているので、多少の電力が必要なのでしょうか。
土台を透明にしていることで、スピーカーが空中に浮いているような錯視を表現し、左右非対称なデザインは、スピーカーをより大きく見せる意味合いがあるそうです。
Meizuは「Meizu Gravity」を"何かが欠けたデザイン"と評し、このようなスピーカーに有りがちな色の濃いカラーを使って主張するよりも透明感を醸し出すことによって、スピーカーとして何か欠けているデザインを表現しています。
「Meizu Geavity」は10万ドルという非常に多額な出資金を募りましたが、残り2日で達成するなど、Meizuとしての有名度、「Meizu Gravity」のデザインが評価されたと考えています。
SoundCloudやSportifyに対応していることも有り、最近流行りの音楽配信サービスを逃さず堅実に作られています。
今でこそスマートフォンのデザインは全て似ているMeizuでしたが、以前のMeizuはデザイン面で評価されていたこともあったので、この「Meizu Gravity」は以前の輝いていたMeizuを取り戻す可能性のあるデザインとなっています。
"デザイナー"というのはどうしても影に隠れがちの人物ですが、Meizuでは坪井氏を最前線に出し、デザイナーによって作られたデザインをMeizuが利用しているということをアピールし、上手な関係が築けている気がします。
ReaMEIZUでは「Meizu Gravity」に出資しておりますので、届き次第レビューをしたいと考えております。
今のところ、いつ発送するのかは不明ですので、判明次第また記事にて紹介をさせていただきます。
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