RAM価格高騰の余波、MEIZU 22 Airの発売計画は中止

RAM価格高騰の余波、MEIZU 22 Airの発売計画は中止

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

中国のMeizu (魅族)は2026年1月10日、ファンミーティングとなる魅友新春会 2026を成都で開催し、開発を進めていたMEIZU 22 Airの発売計画がある理由によって中止になったことを報告しました。

 

同イベントではMeizuのCMO (最高マーケティング責任者)の万志強 (Wan Zhiqiang)氏が登壇し、以前より開発をしているとの情報はあったももの、なぜMEIZU 22 Airが発表されなかったかの理由を明かしました。その気になる理由は、昨今のAI市場の高まりによる「RAM価格の高騰」です。

 

同氏は理想と現実は違うとし、RAM価格の大幅な高騰はスマートフォン事業に甚大な影響を与えると発表しました。その結果、残念ではあるけれどMEIZU 22 Airの発売計画は中止となったようです。この影響は公になっていないだけで他の企業でもたくさんの製品が中止に追いやられているでしょう。

 

ちなみに、名称に採用したAirは、Art、Innovation、Revolutionの頭文字を取ったものとしています。iPhone Airによって印象がついた薄型の意味も含んでいますが、それだけではなくさらに機能を盛り込むことを意味しています。

 

MEIZU 22 Airの特徴はモジュラー設計を採用しており、それを実現している製品としてはCMF Phone 1とPhone 2 Proがあります。Meizuもその設計を追従するように採用していますが、大きな特徴としては純粋に背面が外れるだけではなく、カメラ部分も外すことが可能になっている点です。

 

iPhone 15 Proの登場以降、着信・消音が可能な機構はスイッチ式ではなくボタン式を採用することが多くなりました。それを嫌がっている人は多いですが、MEIZU 22 Airでは両方を兼ね備えたものになっており、切り替える操作と押し込む操作が両立しています。

 

Airの技術を詰め込むための犠牲としてバッテリーが少なく、カメラのスペックが低く、音質も低くなるという欠点がありますが、MEIZU 22 Airでは磁気ポゴピンコネクタを採用することで解決します。モバイルバッテリーを装着したり、コントローラーを接続してゲーミングデバイスにしたり、カメラを装着することでより優れた撮影を可能にできます。これが発売できなかったのは非常に惜しいです。

 

RAMの価格は2025年6月ごろから上昇し始め、10月が始まると急激に高騰しました。そのため、この製品を4月が始まったあたりにリリースすることができれば世に出ていた可能性があったのかと残念に思います。完成品を手に取ることは不可能になりましたが、どのような製品だったのかを共有してもらえたのは幸福なのかもしれません。

 

Source(1) | (2) | 参考(1) | (2)