Pixel 9が搭載するGoogle Tensor G4はCPUを改良、GPUは継続

Pixel 9が搭載するGoogle Tensor G4はCPUを改良、GPUは継続

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2024年Q4 (10月-12月)に発表される予定のGoogle Tensor G4は従来品のGoogle Tensor G3の改良版になる見込みで、改良される部分はCPUであることが判明しました。

 

Google Tensor G3は2023年10月4日に発表されるPixel 8とPixel 8 Proが搭載するGoogleの自社開発SoCで、CPUは超高性能なCortex-X3を、GPUはレイトレーシング対応のImmortalis-G715を採用することが判明しています。

 

Google Tensor G2から大幅に性能向上する予定なので後編品のGoogle Tensor G4にも期待がかかりますが、残念なことに小規模な更新になり、改良版にとどまるとAndroid Authorityが独自に入手した資料から判明しています。

 

Google Tensor G4がどういった小規模な更新になるのかその記事では明らかにされませんでしたが、韓国の情報通の吸血鬼王が公開した情報よると、Google Tensor G3と比較して製造プロセスは共通、CPUは変更、GPUは共通と判明しました。

 

製造プロセスはSamsung 4nm SF4P (旧: 4LPP+)を継続、GPUはImmortalis-G715を継続して採用しますが、CPUはCortex-X4とCortex-A720、Cortex-A520に刷新されるようです。

 

1+4+4構成を継続して採用するのか不明ですが、Google TensorからGoogle Tensor G2のミドルコアがCortex-A76からCortex-A78刷新されたときよりも、超高性能コアがCortex-X4に変更されるのでGoogle Tensor G4は従来品と性能や体験に大きな違いはあるでしょう。

 

 

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