Xperia 5 VはSnapdragon 8 Gen 2を搭載、発熱の軽減と安定した性能の発揮が可能に

Xperia 5 VはSnapdragon 8 Gen 2を搭載、発熱の軽減と安定した性能の発揮が可能に

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Sonyが2023年9月1日に発表すると予想されている新型Xperia 5シリーズとなるXperia 5 V (エクスペリア ファイブ マークファイブ)がGeekbenchに登場し、Snapdragon 8 Gen 2を搭載することが判明しました。

 

Geekbench 5とGeekbench 6に姿を表したXperia 5 Vと思われるXQ-DE54の主なスペックは、OSはAndroid 13、RAM容量は8GBです。Geekbench 6での性能は、シングルコア性能が2,004点、マルチコア性能が5,059点です。

 

開発者向けコードを利用して詳しく見ると、CPUは最大3.19GHzで動作するコアを1基、最大2.80GHzのコアを4基、最大2.02GHzのコアを3基の1+4+3構成、GPUはAdreno 740を搭載しています。

 

CPUの識別子が3406であることから最大3.19GHzのコアはArm Cortex-X3を搭載しており、その他にGPUはAdreno 740を搭載していることから、このSoCはSnapdragon 8 Gen 2だと断定できます。

 

ちなみに、ビルド番号は67.0.A.6.19で、Googleで検索しても他の製品にリリースされていないことが確認できたので、現時点では内部のビルドです。

 

従来製品のXperia 5 IV (エクスペリア ファイブ マークフォー)はSnapdragon 8+ Gen 1ではなく過度な発熱と性能低下などのさまざまな問題を抱えたSnapdragon 8 Gen 1を搭載したことから嫌がる人もいました。

 

しかし、後継製品のXperia 5 Vは安定して高い性能を発揮できるSnapdragon 8 Gen 2を搭載するので本当に期待できる製品となります。また、Xperia 5シリーズはフラッグシップのXperia 1シリーズから小型化されることが多いため、「小型かつ高性能」な製品を求める人にとっては完璧なものになるでしょう。

 

Xperia 5 Vは9月1日に発表される予定で、日本市場でも販売される見通しです。2022年9月に発表された従来製品のXperia 5 IVはNTTドコモ、KDDI (au)、SoftBank、楽天モバイルから販売されたので、後継製品のXperia 5 Vも同様にこれらのMNOから販売されるのではないかと思っています。

 

 

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