先日、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載した北米市場向けGalaxy S24+がGeekbenchに姿を表しましたが、今度は通常のSnapdragon 8 Gen 3を搭載したREDMAGIC 9 ProがGeekbenchに登場しました。
REDMAGIC 9 Proと思われるnubia NX769Jの主なスペックは、OSはAndroid 14、RAM容量は12GBとなっています。1世代古いGeekbech 5で計測され、シングルコア性能は1,596点、マルチコア性能は5,977点です。
開発者向けコードを利用して今回の製品を詳しく見ると、CPUは最大3.19GHzで動作するコアを1基、最大2.96GHzのコアを5基、最大2.27GHzのコアを2基の1+5+2構成、GPUはAdreno 750を採用しています。また、識別子が3458なので、最大3.19GHzのコアはArm Cortex-X4を搭載しています。
注目すべき点はGalaxy S24+と思われるSM-S926Uが搭載したSoCとクロック数が異なっている点で、こちらの製品は最大3.30GHzのコアを1基、最大3.15GHzのコアを3基、最大2.96GHzのコアを2基、最大2.27GHzのコアを2基の1+3+2+2構成を採用しています。そのため、特に超高性能なコアと高性能なコアのクロック数が異なっています。
そのため、今回のREDMAGIC 9 Proと思われる製品が搭載したSoCは通常版のSnapdragon 8 Gen 3で、Galaxy S24+と思われる製品のSoCは特別版のSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyと推定できます。
ちなみに、REDMAGIC 9 Proと思われる製品はREDMAGIC OS 9.0を搭載しており、先日日本市場で販売されたREDMAGIC 8S ProはREDMAGIC OS 8.0を搭載していたため、新しいOSを搭載することが確定しています。
