Google Tensor G3がXclipse GPUを採用する可能性は低い、パートナーシップ協定や目指す方向の違いが影響

Google Tensor G3がXclipse GPUを採用する可能性は低い、パートナーシップ協定や目指す方向の違いが影響

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Pixel 8とPixel 8 Proが搭載する予定のGoogle Tensor G3がXclipse 930を搭載する可能性があると盛り上がっていますが、現状では搭載する可能性は限りなくゼロに近いです。その理由を韓国の掲示板で見かけたので紹介します。

 

韓国の情報通のSection31氏は、何故Googleは自社開発SoCにRDNAベースのGPUを搭載できないのかというスレッドを建て、ふたつの観点からGoogle TensorがXclipseを搭載出来ないことを説明しています。Googleやサムスン電子、AMDに勤めている方の証言ではないので信憑性は低い情報ですが、彼の書き込みは筋が通っているので信頼はしてもいいと思っています。

 

まずひとつ目は、Xclipse GPUのライセンスはサムスン電子とAMDが共同で所有しており、Google TensorがExynosをベースに開発していてもGoogleとAMDに協力関係がないので、採用することが不可能だとしています。以前はExynosベースだからGoogleも実質的にライセンスを共有しているとの話もありましたが、時が進んでその情報が嘘だったことがわかりました。

 

ふたつ目の観点として、Google TensorはExynosをベースとしていますがまったく同じではないとし、Exynosは基本的な性能を追求、Google TensorはAI演算の性能を追求しており、互いに追求したい領域が異なるので、GPUの性能は最高級ではなく普段の使用で影響が出ない程度に優れたもので十分だと考えているためとしています。ただ、初代Google TensorのGPUはMali-G78 MP20ですが、ベースモデルのExynos 2100はMali-G78 MP14なので高い性能を追求したことはあります。

 

このふたつの観点からGoogle Tensor G3がXclipse 930を搭載する可能性が低いとしています。表向きの情報がない状態なので確実に搭載しないと言えないのがもどかしいですが、少なくともこの情報通が公開したものは筋が通っているように見えます。そのため、Xclipse 930を搭載するといった情報を受け取って喜んだり悲しんだりしたあなたは、もう一度頭をまっさらにする必要があります。

 

Pixel 8とPixel 8 Proは2023年10月に販売を開始する予定で、アメリカ合衆国やカナダ、日本などで販売されると予想しています。それよりも前に発表されるPixel 7aはGoogle Tensor G2を搭載する予定で、このSoCは2022年10月に発売されたPixel 7とPixel 7 Proが搭載していたため、非常に高い性能を持つミドルレンジになるでしょう。

 

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