中国市場向けに販売されているSony製のXperia 1 IVとXperia 5 IVにAndroid 13が配信されました。ヨーロッパ市場向けは2022年11月に配信を開始しているようなので、やや遅れて配信を行ったことになります。
Xperia 1 IVとXperia 5 IVは共にAndroid 13をベースとした64.1.F.0.44が2023年2月7日に配信され、主な更新点として、カスタムテーマカラーのサポート、中国移動・中国聯通・中国電信・中国広電での5G VoNR通話のサポート、Bluetooth LE Audio 1.0を新たにサポート、aptX Losslessを新たにサポートとなっています。
Xperiaの更新をReaMEIZUが取り上げる理由として、Xperia 1 III以降の製品はMeizuが開発・提供するFlyme Appがいくつか存在している点です。そのため、これらの機種がAndroid 13にアップデートされたことはFlyme AppがAndroid 13に対応したことを意味しています。つまり、Meizuの製品がAndroid 13に更新されても問題ないようになります。
Meizu 20シリーズはAndroid 13ベースのFlyme 10を搭載するとされていますが、今回のXperia 1 IVと5 IVの更新によって、その情報が真実味を帯びてきました。むしろ、Flyme AppがAndroid 13に対応しているのに、Flyme 10がAndroid 13ではない場合にちぐはぐさがひどいので、Flyme 10は確実にAndroid 13をベースとしているでしょう。