スマートフォンの性能を計測するのに用いられる中でも知名度が特段に高いAnTuTu Benchmarkの軽量版、AnTuTu GoがGoogle Play Storeに公開されました。
パッケージ名は“com.antutu.ABenchMark.lite”。
AnTuTuによると通常のAnTuTu Benchmarkとの違いは3D性能を計測の方法のみで、その違いは通常版はOpenGL ES 3.2 APIとVulkan APIを使用しますが、AnTuTu Goは2012年に発表されたOpenGL ES 3.0 APIを使用します。このため、Android Go採用機や古いデバイスでも計測できるようになりましたが通常版との互換性はないため、通常版とAnTuTu Goのスコア比較はできません。
更に、AnTuTu Goの大きな特徴としてアプリサイズが大幅に縮小していることが挙げられます。通常版はAnTuTu Benchmark本体と、3DアニメーションがパッキングされているAnTuTu 3DBenchアプリが必要ですが、AnTuTu Goは本体のみでの計測が可能になっているため、少ないストレージ領域でも圧迫しません。
参考値としてQualcomm Snapdragon 845を搭載したXiaomi Mi MIX 2S(6GB+64GB)で計測結果です。