MEIZUが不可思議な特許を取得したとMeizu BBSに投稿されました。オーディオから始まったMEIZUは今の所電子機器に関わる製品をリリースしていますが、その特許は食品を扱う可能性の高いものです。
取得した特許は「魅族真店 STAY REAL」のロゴで、このロゴからは食品に関係するものだと推測できます。この情報をリークした人によるとカフェのカテゴリーで特許を取得し、“真”がお茶を飲む時に使う湯呑をイメージを彷彿とさせることから、MEIZUはお茶のカフェを作ることを考えているようです。
このカフェは中国国内にとどまらず国境を超えて海外展開をする見込みで、スターバックスやタリーズコーヒーが競合他社になるでしょうか。
イメージ図が作成されており、奥には茶葉が見えるのでコーヒーではなく“お茶”をメインにしたカフェを展開するようです。専門店は客をゲットできれば根強い人気をほしいままにすることが出来ますがそれは稀なので、確実に成功をするストーリーが見えていないと巨額の負債を抱えるだけに終わってしまいます。
ここ最近のMEIZUの主要な事業であるスマートフォン事業はHUAWEIやOPPO、Xiaomiなどの競合他社にシェアを奪われている現状なので何とかこの具合を打破しようと考えたのかもしれません。スマートフォンシェア上位の企業は多角化戦略を展開しているところが多く、他事業に“挑戦をする”ことに対しては否定はしませんが、その挑戦がカフェであることは驚きを隠せません。
どの程度の規模の店舗になるのかわかりませんが、まずは中国国内で地盤を作り、知名度を上げて中国国外に参入するといった戦略が取られるでしょう。中国のお茶は伝統がありますので、様々な伝統を守らないと攻撃される恐れがあるので気をつけてほしいものです。