昨今のスマートフォン市場で進化が甚だしいのは通信関連で、特に最近は5Gについての議論や討論が行われています。自社でSoCを開発しているHUAWEIやSAMSUNGだけでなく、自社でSoCを開発していないXiaomiやvivoが5G対応スマートフォンを意欲的にリリースしようとしています。
そんな中、MEIZUは5G市場が成熟してから対応スマートフォンをリリースする方針であることを告白しました。
あるユーザーが「私はMeizu PRO 7-H(Helio X30)を所有していますが、次は5G対応携帯電話に変更したいです。Meizuの初の5G対応携帯電話はいつ出てくるのかわかりませんが、Meizu 16sはMEIZUとして初めての5G対応携帯電話になりますか?」と質問をした所、CEOの黄章(Jack Wong)は「私達は5G対応携帯電話を必ずリリースする必要がありますが、5Gの第1世代の製品は確実にテストマシンになる。第2世代はテストマシンの改良版になり、第3世代で成熟して必ず市場に投入できるのかわかりません。一般のユーザーに5Gに対応したテストマシンを購入させるといった不必要な負担を増やさないように、5G市場が成熟した時にリリースする予定です。」と回答しました。
5Gへの対応には積極的なものの、早期にリリースする予定はないようです。HUAWEIやSAMSUNG、Xiaomiやvivoとは開発能力が全く違うので、身の程をわきまえた回答だと感じています。
個人的に5G市場に関しては早期参入するよりも安定した時に参入するほうがいいと思っているので、今回の展望は賛同できます。
ちなみにMeizu 16sはQualcomm Snapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th Plusの後継機にあたるとCEOによって発言されているので、ユーザーによって勝手に命名されたものではないことを注意してください。