Meizu 16はSnapdragon 845を採用しながら3000元(約51,500円)を下回る見込み

Meizu 16はSnapdragon 845を採用しながら3000元(約51,500円)を下回る見込み

2018年6月18日
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CEOの 黄章(Jack Wong) 氏によって次々にスペックが明かされていくMeizu 16ですが、今度は価格と排熱について新たな情報を公開しました。微博では「勝手に発表会が行われている」と話題になっています。

 

まず、Snapdragon 710/Snapdragon 845の2モデル展開になることが明らかになっており、Snapdragon 710モデルが3000元(約51,500円)を切るのではないかと考えていましたが、CEOによるとSnapdragon 845を登載したモデル“も”3000元を切ると価格について新たな情報を公開しました。Snapdragon 845を搭載していながら3000元を切るスマートフォンは、6+64GBのXiaomi Mi 8が2699元(約46,000円)、6+128GBのXiaomi Mi 8が2999元(約51,500円)、6+64GBのBlackShark SHARKが2999元でかなり少なく、これの仲間入りを果たすのであればとんでもない偉業です。というのもXiaomiは「ハードウェア製品の利益率を永久的に5%以下に抑える」と発言して最低モデルが2699元というギリギリの価格を提供しているので、もし3000元を切るとなると大きな注目を集めると思います。

現実的に考えると2999元に収まり、これだと予告どおり3000元未満になっています。

 

そして発熱問題をどのように解決するのかという質問には「銅を使ったヒートパイプを搭載して排熱を促す」と発言し、ゲーミングスマートフォンのRazer Phoneと同じ排熱システムを採用するようです。この排熱システムに加えてSnapdragon 845を採用するのでゲームのヘビーユーザーを集客しようと考えているのでしょう。

ちなみにBlackShark SHARKは液体冷却、nubia Red Magicは空気冷却です。

 

今の所CEOによって判明しているMeizu 16/Meizu 16 Plusのスペックは、18:9のアスペクト比のFHD+ディスプレイ、Snapdragon 710/Snapdragon 845の2モデル展開、RAM 8GBモデルが存在、指紋センサーはディスプレイに埋め込まれ、NFCは搭載しない可能性が高い、銅製のヒートパイプを採用、です。Snapdragon 710/Snapdragon 845の2モデル展開はXiaomiとvivoが行っていますので、この2つのメーカーと真っ向勝負する形になります。そして価格はSnapdragon 845搭載モデルが3000元を切るということなのでSnapdragon 710搭載モデルも3000元を切る価格で発表・販売されると思います。

CEOが情報を小出しにするのは製品自体はいいもののそれまでの経過で信用を落としたLenovoを思い出すのでどこかで止めていただきたいと考えています。

 

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