京東による創業記念セールの「京東618(6月1日 ~ 18日まで行われる長いセール)」に対抗して行われた蘇寧618でのスマートフォン部門の集計結果が公表されました。
販売台数が一番多かったのはXiaomi、一番売れたスマートフォンはApple iPhone 7 Plusでした。
京東618と天猫618は販売台数が一番多かったのはXiaomi、一番売れたスマートフォンはXiaomi Redmi Note 4Xという結果になっています。
惜しくもXiaomiは三冠を達成することが出来ませんでした。
成果
去年の蘇寧618よりも174%増の販売台数となっています。
Xiaomi Mi 6やiPhone 7 Plusなど現在のスマートフォン市場を代表するものが安くなっているのでこの時とばかりに購入したのでしょう。
販売台数(メーカー)
見事Xiaomiが1位を飾り、特にXiaomi Mi 6とXiaomi Redmi Note 4Xの売上が好調だったようです。
更に、独自SoCのSurge S1を搭載したXiaomi Mi 5cは蘇寧が独占販売を行ったとアピールしています。
honorが2位、Meizuが3位、Huaweiが4位、OPPOが5位という結果です。
売上金額(総合)
Appleが見事1位を獲得しました。
販売台数ではランク外となったAppleですが1台がとても高価なものですので、1台売り上げるとXiaomiの3~6台分の成果を上げることが出来るため、Xiaomiを抜かすことが出来ます。
2位がhonor、3位がXiaomi、4位がHuawei、5位がSAMSUNGという結果になりました。
中国市場で苦戦しているSAMSUNGがこのセールでは善戦しており、本気で中国市場の制圧に乗り込んでいるようですね。
販売台数(スマートフォン本体)
AppleのiPhone 7 Plusが1位に輝き、2位はXiaomi Redmi Note 4X、3位はXiaomi Redmi 4A、4位はXiaomi Redmi 4X、5位はMeizu M5(mini)、6位がiPhone 7、7位がhonor Enjoy 5A、8位がiPhone 6、9位がhonor V9、10位はhonor Enjoy 6Xという結果になりました。
Appleが3機種、Xiaomiが3機種、Meizuが1機種、honorが3機種となっています。
このランキングからは古いモデルとなるiPhone 6がランクインしており、iOS 11のサポートがされないことが宣告されたiPhone 5のユーザーが買い替えた可能性が高いです。
蘇寧618では2016年のモデルが多く、Xiaomi Mi 6やXiaomi Mi Max 2、OPPO R11といった2017年の目玉商品が軒並みランク外となっており、天猫や京東とはまた違った市場であることがわかります。
その他のランキング
青色での最多販売台数はhonor 8 lite、新製品で最も関心が高かったのはXiaomi Mi 6、大画面スマートフォン(ファブレット)での最多販売台数はXiaomi Mi Max 2、最も発送が速かったのは武漢第1単送達で17分で発送完了させています。
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