未発表型番の「M792Q-L」と「M792C-L」が中国の認証機関の3C(中国質量認証中心)にて認証を通過しました。
認証通過日はどちらも2017年6月20日となっています。
今回認証を通過した型番は既に認証を通過している「M792」のアップグレード版と見られ、ベースモデルの「M792」はMediaTek Helio X30(MT6799)を搭載することが有力視されています。
型番の“Q”は中国移動、中国聯通、中国電信のネットワークに対応していることを表す全網通公開版で、“C”は中国電信から販売される全網通電信版です。
「M792Q-L」と「M792C-L」はMIIT(中華人民共和国工業和信息化部)でも認証を通過しており、対応通信はGSM/TD-SCDMA/WCDMA/cdma2000/TD-LTE/FDD-LTE/WLAN(WAPI)/Bluetoothとなっていますので、現状ではExynos 8895はCDMA2000に対応していませんので、こちらの両モデルもMediaTek Helio X30(MT6799)を搭載すると予想されています。
Qualcomm製プラットフォームのSnapdragonを搭載した機種は年末に出す予定ですので、時期から鑑みるとやはりMediaTekのプロセッサーを搭載する可能性が高いでしょう。
中国質量認証中心ではACアダプターの型番も確認でき、型番はUP0830Sというもので、5V/3Aの15W、8V/3Aの24W、12V/2Aの24Wの給電か可能となっています。
ベースモデルはUP0830で、こちらはMediaTek Helio X25(MT6797T)を搭載したMeizu PRO 6sやSAMSUNG Exynos 8890を搭載したMeizu PRO 6 Plusに使用されたものなので、アップグレード版となるUP0830Sが使用される“M792”はPROシリーズのスマートフォンのMeizu PRO 7ではないかと予想しています。
2017年6月21日現在、MIITと3Cで認証を通過しているのは、M792QとM792C、M792Q-LとM792C-L、M793Qの5つとなっています。
型番から考えるとM792Q、M792C、M792Q-L、M792C-Lは同一端末、そしてM793Qは別端末のはずなので2機種の投入が確定していることになります。
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